COUNT ME OUT - few and far between 全曲試聴

OLD SCHOOL NEW YORK HARDCORE

昔のストレート・エッジやユース・クリューを今聴くと、名作と言えども音質的には軽い目(それも悪くはありません)のものが多いと思うが、このバンドは、全く今のバンドと変わりがない。
勢いのあるストレート・エッジの音(楽曲はファスト)と、メッセージを感じさせるヴォーカル(やや高音で結構パワフル)という特徴も明白だが、このバンドはそれだけではない。ギターのリフなど結構メロディックで、全体の音も厚みがありほどほどにラウドで、さらにベースのパワフルなハズミ感等々、かなり「聴かせる」要素がある。なので1990年代のバンドながら、外国の記事ではMODERN OLD SCHOOLに入れられていることもある。
今来日してライヴをしても、まったく違和感がありませんね。それどころか、みんな行くでしょう。限定再流通のようなので、業者の方の在庫が終わってしまうと、永久に終わりかも知れません。

COUNT ME OUTは1997年に米国 Virginia州 Richmond市で結成した。
NEW YORK HARDCOREにはNew Jersey州のバンドも含めるのが普通だが、New York州と接している他の州、Pennsylvania州やVirginia州(IRON BOOTS等)のバンドでも含められるのもがあり、このバンドもNEW YORK HARDCOREにも入れられている。
本作のほかINDECISION RECORDSにEPとフルアルバム(12曲だが20分)を残して、2003年に解散した。

本作は1999年(June 1, 1999)にリリースされたデヴュー作のEP。6曲(13:07)。
結成時とは一部メンバーが替わっているが、Jason Mazzola (vocals), Pete Appleby (guitar), Garth Petrie (guitar), Charlie Flexon (bass), Colin Kimble (drums)の5人編成で、以後最後の作品までメンバーは替わっていない。ギタリストPetrieは1999年にメロディック・アナーコ・ハードコア・バンドSTRIKE ANYWHEREの結成に参加している(2015年現在もメンバー)。
LABEL: AMBASSADOR RECORDS (USA)

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(コメント:犬丸)

BITTER END - illusions of dominance 全曲試聴

NEW YORK STYLE HARDCORE / METALCORE

時代の変化など彼らの音楽には関係ない。ミドル・テンポ中心の、音楽的な展開の少ないオーソドックスなサウンド。これが、「90年前後のニュー・ヨーク・ハードコアにインフルエンスされて」という、彼らの結成当初からのスタイル。
音的にはメタリックなのでメタルコアではあるが、デス・メタルの影響はなく、スラッシュ・メタルの影響も感じさせない、もともとのNEW YORK STYLE HARDCORE直系のメタルコアだ。AGNOSTIC FRONT, BIOHAZARD, CRO MAGS, LEEWAY, MADBALL等に影響を受けていると言うが、それらと比べてもオーセンティックなスタイル。

BITTER ENDは2005年に米国 Texas州 San Antonio市で結成した。

本作は2015年(30 June 2015)にリリースされた3rdアルバム。10曲。
バンド・メンバーは5人。Nick Jett (TERROR, PIECE BY PIECE)がプロデュースした。
LABEL: DEATHWISH, INC. (USA)

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(コメント:犬丸)

ALL OUT WAR - dying gods 全曲試聴

METALCORE / NEW YORK HARDCORE

[最初にお断り:この作品、世間の評価では大変ダークだと言う事です。私には全般的にはたいしてダークに聴こえません。聴こえたままに書きますが、これは私だけの現象かも知れません。]
1曲目などスロー・テンポで始まり、結局最後迄スロー・テンポで通し、かなりダーク。3曲目もスローで重厚な始まり方だが、疾走スラッシュ・メタルになる。ギターはかなりメタル。6・7曲目あたりはスラッシュ・メタル。2・4・5曲目あたりはざくざくした、スカッとしたブルタリティーをたっぷり聴かせる。ミドルからスローの部分ではじっくりとモッシーに展開し、ファストな部分はスラッシュ・メタルになる。かなりメロディックで変化のあるアルバムだが、スラッシュ・メタル要素の強い、強烈すっきりエクストリームな(ミント味みたいな)作品、に聴こえた。

ALL OUT WARは1991年に米国 New York州 Newburgh市で結成した。
初期のメンバーは同地のハードコアバンドA.W.O.L.の3人、Darryl Quirk, Sam Carbone, Tom Connellyと Mike Scoreの4人編成等、メンバーの都合によりライヴごとに変化していた。2004年にシンガーMike Scoreがバンドでの活動を続けられないと言う理由で解散。2006年に彼も復帰して再結成している。

本作は2015年(June 23rd 2015)にリリースされたEP。7曲。
メンバーは5人。Steve Evetts (WONDER YEARS, ARCHITECTS, SEPULTURA, SUICIDE SILENCE)がプロデュースした。CDにはthree additonal tracksの digital download code付きと書いてありました。
LABEL: ORGANIZED CRIME RECORDS (USA)

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(コメント:犬丸)

FLAG OF DEMOCRACY - down with people (+ schneller!)

US HARDCORE / MELODIC HARDCORE

「2 in 1」仕様のお得盤。勢いのあるUSハードコアとキャッチーなメロディーのメロディック・ハードコアのブレンド。
ブレンドと言うより、本作3rdアルバム以後、後期の作品ではさらにメロディックになっている。ヴォーカルは、本3rdアルバムでは言葉を千切って投げるような感じ(いわゆる吐き捨て)や、初期パンク的なヴィブラートのかかった歌唱があり、まだこのバンドの初期のワイルドな雰囲気も色濃く残っている。演奏面でもファストでワイルドで、クレージーな感覚。

FLAG OF DEMOCRACYは1982年に米国 Pennsylvania州 Ambler市で結成した。その後同州Phildelphia市に引っ越した。

アルバム"down with people"は1990年に米国Philadelphia市のRAVEからリリースされた3rdフルアルバム。13曲。

アルバム"schneller!"は1993年にドイツのBITZCOREからリリースされた通算4thになるライヴ・アルバム。21曲。
通算する場合、ライヴ・アルバムや編集盤を入れないバンドが多いが、DIYなバンドや初期のバンドではそうでないことも多い。その様なバンドでは、日常的にはシングルやEPのリリースが中心で、順にそれを集めて編集盤のアルバムにするバンドや、ライヴ音源がメインのバンドもあるためだ。このバンドの場合も、このライヴ・アルバムを通算に加えていることが多い。
本作には1991年5月にドイツ Lubeck市のAlternativeで行ったライヴを収録している。初期の曲も、よりメロディックなアレンジで演奏している。
ただし10曲目("So You Wanna Be A Rock'N'Roll Song")のみ、1stアルバムを発表した1986年に録音された、地元Philadelphiaでのライヴ音源。

こちらは2015年(April 18, 2015)にリリースされた再発盤。35曲。
24チャンネル・オリジナル・マスター・テープからのリミックス、リマスターで"down with people"と "schneller!"を収録している。
ドイツBITZCOREリリースの"schneller!"はLPは21曲、CDはボーナス2曲を加えた23曲だったが、今回はLPヴァージョンに従い21曲を収録している。
LABEL: SRA RECORDS (USA)

Youtube試聴・アルバム"down with people"+ボーナス

(コメント:犬丸)

IDLEHANDS - dena mora 全曲試聴

POST-HARDCORE / INDIE ROCK / ALTERNATIVE ROCK

エクスペリメンタルのタグもつけられていて、インテリジェンスにあふれた品位の高い綺麗な音(ヴォーカルもギターもクリーンな音が特徴)で、重厚な雰囲気と同時にのびやかな艶がある。しかし、歌心にあふれた(ポスト・ハードコアとしては圧倒的にヴォーカル・パートが多い)、かなりオーソドックスで本格的なインディー・ロックという面もある。アトモスフェリックな音、ちょっとアコースティックな音や、軽快な要素もある気の利いた音で丁寧に織り上げられている。
米国のバンドらしくない湿り気があり、しっとりとした落ち着きや気品を感じさせる。(だからですかねえ、思っていたより米国での評価が低いのは。CIRCA SURVIVEや TIDES OF MANの名前が挙げられていますが、このバンドのほうが湿っぽいような気がする。)

IDLEHANDSは2011年に米国 California州 San Diego市で5人が結成した。

本作は2015年(May,19 2015)にリリースされた1stアルバム。11曲。
Kris Crummettがプロデュースした。
LABEL: HEADPHONE MUSIC (EQUAL VISION RECORDSのサブレーベル) (USA)

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(コメント:犬丸)

PET SYMMETRY - pets hounds 全曲試聴

EMOCORE

演奏は溌溂(はつらつ)としたポップから、静けき爽やかなサウンドから、轟音に近い豪快なサウンドまで巾広い変化に富む。サウンドの巾は広く音の処理にはテクニカルな部分もあるが、楽曲はメロディーを生かした素直なポップ・ソングあるいは素直なポップ・パンクで、バランスの良い音作りでとても聴きやすい。ヴォーカルは力強く歌っても明瞭でクリアーだ。ベテラン・ミュージシャン達だが、清純な印象を与える。
シンガーでサックス・プレーヤー、SKANKIN PICKLE / BRUCE LEE BANDの Michael ParkのレーベルASIAN MAN RECORDSの作品の入荷は久しぶりです。ALKALINE TRIOや LAWRENCE ARMSをデヴューさせた彼のレーベルに、いかにもふさわしい作品。

PET SYMMETRYは2012年に米国 Illinois州 Chicago市でINTO IT. OVER IT.の Evan Thomas Weissがサイド・プロジェクトとしてスタートさせた。
3人編成で、後2人はDOWSINGのメンバー、Erik Czajaと Marcus Nuccio。

本作は2015年(19 May 2015)にリリースされたデビュー・アルバム。10曲。
LABEL: ASIAN MAN RECORDS (USA)

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(コメント:犬丸)

UNWED - raise the kids 全曲試聴

MELODIC POST HARDCORE

エモコアとメロコアのミックスをオルタナティヴに進化させた、キャッチーで未来志向のサウンド。ポップな部分が同時にエクスペリメンタルになっていると言うウルトラCを披露。ちょっと不思議なポップネスが感じられる。こういう捻(ひね)った事をやっているのは、HOT WATER MUSICや SMALL BROWN BIKE、GAY FOR JOHNNY DEPP、PRIMITIVE WEAPONSをやってきたメンバーだという。なるほど。

UNWEDは米国 New York州 New York市 Kings区(通称Brooklyn)で結成した。
メンバーは米国各地から結成のためにNew Yorkに移動した。HOT WATER MUSICの Jason Black (Gainesville, Florida), GAY FOR JOHNNY DEPP及びPRIMITVE WEAPONSの Neltieと Arty Shepherd (Brooklyn, New York), SMALL BROWN BIKEのMatt Kaneと Jeff Gensterblum (Marshall, Michigan)の5人。

本作は2015年(April 14, 2015にリリースされた1stアルバム。10曲。
LABEL: 6131 RECORDS (USA)

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(コメント:犬丸)

GOATSNAKE - black age blues 全曲試聴

DOOM / STONER / SLUDGE

ブルージーな曲で始まる。その後もブーギーのリズムやハーモニカ(ブルージーな音)をフューチャーするなど、アメリカーナな、あるいはサザンロック的な要素が聴かれる。混声のコーラスも少しソウルフル。(説明しなくても良いのかなあ、、、「混声」という言葉は「男声と女声の混声」という意味です。)
一方で音響的には、現代的な刺激性のある、あるいはスラッジーな要素のあるロックであり、ヴィンテージな音と言うのとは違う。サウンド的な面白さは追求しておらず、メロディーや音に浸りきると言うものではない。ハードコアな感覚も強め。
のたうつようなメロディーを、コーラスを従えて、かなりノーマルな声で歌う。

GOATSNAKEは1996年に米国 California州 Los Angeles市で4人が結成した。
結成メンバーはギタリストがGreg Anderson (1998年の結成からSUNN O)))に参加), シンガーがPete Stahl , ベーシストがGuy Pinhas (1977年結成のOBSESSEDに1992年から96年まで参加、1993年結成にACID KINGに1999年から2005年まで参加), ドラマーがGreg Rogers (OBSESSEDに1991年から参加)。2001年に解散し、2004年にGreg Andersonが新メンバー3人と再結成した。その後2010年には結成メンバー全員が復帰していたが、2015年からベースが交代している。

本作は2015年(June 2nd, 2015)にリリースされた3rdアルバム。9曲(47:23)。
昨年から制作していたようだが、新ベーシストのScott Rennerの名前がクレジットされている。他3人は結成メンバー。
LABEL: SOUTHERN LORD (USA)

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(コメント:犬丸)

FLAG OF DEMOCRACY - hate rock (+ everything sucks)

US HARDCORE / MELODIC HARDCORE

「2 in 1」仕様のお得盤。勢いのあるUSハードコアとキャッチーなメロディーのメロディック・ハードコアのブレンド。3rdアルバム以後メロディックな要素を強め、本作5thアルバムでは思う存分メロディーを歌い、コーラスも多用し、個性を完成させている。UKメロディックSNUFF等の影響大なバンドだ。ギター・リフ等はかなりSNUFF的。しかし疾走感のもたらすラフな感覚もある所が一層魅力的。

FLAG OF DEMOCRACYは1982年に米国 Pennsylvania州 Ambler市で3人が結成した。
その後、同州Philadelphia市に引っ越した。

アルバム"hate rock"は1994年にドイツのBITZCOREからリリースされた5thフルアルバム。17曲。
このバンドは欧州での人気も高く、4thアルバムから6thアルバムまではBITZCOREがリリースしている。

アルバム"everything sucks"は1996年にドイツのBITZCOREからリリースされた6thフルアルバム。12曲。

こちらは2015年(April 18, 2015)にリリースされた再発盤。29曲。
24チャンネル・オリジナル・マスター・テープからのリミックス、リマスターで"hate rock"と "everything sucks"を収録している。
LABEL: SRA RECORDS (USA)

Youtube試聴・アルバム"hate rock"1曲目"King Size Twisted"
Youtube試聴・アルバム"hate rock"2曲目"Souse"
Youtube試聴・アルバム"hate rock"5曲目"Paranoid"

(コメント:犬丸)

NORTHERN FACES - s/t 全曲試聴

INDIE ROCK / ALTERNATIVE

隅から隅までポップだけれど、どこをとっても軽い哀愁やメランコリックな雰囲気が漂い、青春の甘さすっぱさとアダルトな落ち着きが混ざったような、若いのにおっさん臭い、、、じゃなくって、奥行きを感じさせる不思議な響き。
とりわけ音の面でも工夫が凝らされていて、新時代を先導して行きそうな作品。オルタナティヴなエモを中心に、AORメタル、ハードロック等の要素を含む。2人のギタリストはエフェクターを使いまくり、彼らのサウンドに、アトモスフェリックというのに近い浮遊感を、与えている。

NORTHERN FACESは2012年始めに米国 New York州 Upstate New York(州の中心部(一般的にはニューヨーク市とロング島)を除く全域)地域で結成した。
もともとBryan Shortell (vocals and guitar), Marco Testa (vocals and guitar), Matt Ippolito (bass)の3人で結成したが、その後Mike Ryan (drums)を加えた4人編成になっている。

本作は2015年(June 10th, 2015)にリリースされた1stアルバム。10曲。
LABEL: EQUAL VISION RECORDS (USA)

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(コメント:犬丸)