N R C S S S T (NRCSSST)- schizophrenic art 全曲試聴

ATMOSPHERIC BLACK METAL / POST-BLACK METAL / BLACKGAZE

ポスト・ブラック・メタル勢の中では、ポップな印象も与える様な、明るい目の音。哀愁と懐かしさを感じさせる、心を引かれるメロディーと、アッパーな前のめりサウンドの、どこか不思議な組み合わせ。

N R C S S S Tは2011年にリトアニア Vilnius City自治体(Municipality) Vilnius市(City)でスタートした。
メロデス・バンドMANDRAGORAでベースを担当していたAlmantas Jasiunas (ここではギタリスト)が結成したようだ。シンガーもMANDRAGORAのメンバー。2013年には5人のメンバーが揃い、多分2014年春からライヴを開始した。

本作は2015年(July 6th, 2015)にリリースされた1stアルバム。
1000枚限定盤。
DIST.: ZERO DIMENSIONAL (日本)
LABEL: MAA PRODUCTIONS (日本)

bandcamp全曲試聴
全曲試聴は期間限定の場合があります。お早めに。

(コメント:犬丸)

MANEGARM - havets vargar re-mastered 全曲試聴

VIKING BLACK METAL

完璧にフォーキッシュ・メロディーのヴァイキング。完璧にブラック・メタル。
ヴァイキング度の方が若干高いですがキッチリ両方を同時にやっている。ブラック・メタルとしては疾走メロディック系が中心になる。しかし漢系ヴァイキングの勇ましく力強い音が、ブラック・メタルとしても、このバンド独特の魅力になっている。ガンガン臭くやるほどに、2つの面が同時にレヴェルアップすると言う幸せな枠組み。フォーキーなメロディーも多く、漢のパワフル疾走と哀愁パートの波状攻撃及び同時攻撃で、臭いけど、臭いなんて言ってられない迫力。ヴォーカルはシャウトで一本調子だがノリは良い。

MANEGARM は1995年にスウェーデン Norrtalje市(kommun)で結成した。
原語での綴りはMÅNEGARM。初めはシンガーが良く変わったが、2000年の本作からはドラマー(2010年からベースに配置転換)の兼任となり、現在(2015年)まで替わっていない。

本作は2000年(September 2000)にオランダのDISPLEASED RECORDSからリリースされた2ndアルバム。12曲(40:01)。
メンバーは4人。ただしヴァイオリンとフルートの担当はほとんどのアルバムでゲストとしてクレジットされているが、2012年までバンド・メンバーにも書かれていたので、5人編成に近い。

こちらは2015年(May 29 / Jun 5, 2015)にリリースされた再発盤。
リマスター、ブックレットにはバンドによる新ライナー・ノーツを収録。
LABEL: BLACK LODGE (スウェーデン)

Youtube試聴
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(コメント:犬丸)

AN AUTUMN FOR CRIPPLED CHILDREN - long goodbye 全曲試聴

POST-BLACK METAL / BLACKGAZE

アトモスフェリック・フューネラル・ドゥーミー・ブラック・メタル。
クリアーな綺麗な音から轟音まで、色々に重ねあわされたサウンドに、フューネラルな絶唱ヴォーカル。良く比較されるALCESTやCOLD BODY RADIATIONと比べると、ヴォーカルは絶叫的に叫んでいる。演奏は当然のトレモロも聴かれるが、コールドな音と轟音が重ねあわされていてややラウドに感じる。6曲目の出だし辺りアダルトなロックの雰囲気もあり、4曲目や6曲目の浮遊感のあるパートが心地良い。

AN AUTUMN FOR CRIPPLED CHILDRENは2008年にオランダ Friesland州の3人が結成した。

本作は2015年(23 February 2015)にリリースされた5thアルバム。9曲(41:04)。
LABEL: WICKERMAN RECORDINGS (香港)

bandcamp全曲試聴
全曲試聴は期間限定の場合があります。お早めに。

(コメント:犬丸)

BROTHERS IN ARMS - warlord

MOSHCORE / NEW YORK STYLE HARDCORE

渋いタフ・ガイ・ヴォーカルの、悪いモッシュコア。
AGNOSTIC FRONTにもインフルエンスされているらしいが、AGNOSTIC FRONTほどのパンク・ロック要素はなく、曲によってはスラッシュ・メタル要素もある。しかし速い速度の部分は少なく、重量感のあるミドル・テンポからじっくりビート・ダウンする。好きなバンドとしてTERRORや MADBALLからMETALLICAの名前も挙げている。楽曲はかなりメロディックで、ヴォーカルの比重も大きく、シンガロングも入る。パワーやヘヴィーなリズムでけではなく、音楽的にも十分乗せてから落とす。これはライヴがやばそう。

BROTHERS IN ARMSは2011年夏にドイツ Hamburg州/特別市で5人が結成した。
2015年初めより4人編成。

本作は2015年(May 8th 2015 )にリリースされた2ndアルバム。12曲。
LABEL: SWELL CREEK RECORDS (ドイツ)

Youtube試聴・本作2曲目"Never Surrender"
Youtube試聴・前作"invictus"の1曲目"Warmachine"
Youtube試聴・前作"invictus"の10曲目"6 AM"
本作からの試聴が少ないので、前作音源の試聴もつけておきました。

(コメント:犬丸)

VARGNATT - grausammler (gatefold) 全曲試聴

BLACK METAL

綺麗な叙情メロディーにインパクトがあるDSBM (Depressive Suicide Black Metal) (ディプレッシヴ・ブラック・メタル)。
特にメロディーの美しい曲ほど軽い目のサウンドになっていて、軽く疾走している事も多い。それがメロディーを引き立てているので、それはそれで良いが、自殺的と言うほどには聴こえない(哀愁は深いが)。全般にミドルからアップ・テンポ。ダークネス少な目という気もするし、テーマはNature, Depression, Philosophyと言う事なので、Depressive(憂鬱)だがSuicide(自殺)する程ではないと考えたら良いのかも知れない。
そう考えると、やや高音中心のいかにもDSBMっぽいヴォーカルの、それ以外の表現が乏しい点に、やや単調と言うクレームをつけたくなる。もっとNatureの方に重心を置いたらどうだろうか。

VARGNATTは2006年にドイツ Rheinland-Pfalz州 Neuwied市でスタートした。
Evaeが全楽器とヴォーカルを担当する一人バンド。

本作は2015年(May 25th, 2015)にリリースされた1stアルバム。6曲(40:38)。
ドラムズにはTOTAL NEGATIONの Wiedergaengerを、ヴィオラにPeter Honsalek (H.es.a.e.)を加え、3人で録音している。2012年-2014年録音。
LABEL: EISENWALD TONSCHMIEDE (ドイツ)

bandcamp全曲試聴
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(コメント:犬丸)

ANADIVINE - zoo 全曲試聴

MELODIC HARDCORE / EMOCORE

キャッチーなメロディー、歯切れの良い幾分メタリックな演奏、軽めのエモーショナルやほのかな叙情(特に3曲目など)を織り込んだキャッチーなメロディーは爽快でポップ。ギターはメタリックなサウンドでドライヴ感もあり、軽快でありながらパワフル。ヴォーカルはストレートで気持ちよく聴ける。時代的なものもあるのか(本作は2004年作)、最近ではこういう単純でグレードの高いヴォーカルが聴けなくなっている様に思う。曲はややファストな物やややスローな物等。

ANADIVINEは2001年に米国 New York州 Kingston市で結成した。
デヴュー・アルバムと書かれている事もある、2003年にSIDECHO RECORDSからリリースされた8曲入りでは、ゲストでCOHEED & CAMBRIAの Claudioのヴォーカルが聴かれた。本作前にシンガーが交代しているが、本作後に元のシンガーに戻り、次作の作曲などをしていたが、2006年末にMILITIA GROUPから放出され、2007年初めに解散した。

本作は2005年(September 21st, 2005)にリリースされた1stフルアルバム。10曲(34:48)。
LABEL: MILITIA GROUP (USA)

song365全曲試聴
10曲入りのアルバムのはずですが、song365の試聴は31曲あります。本作のトラックリストからすると、song365試聴のトラック1から10が本作です。

(コメント:犬丸)

OLD MAN GLOOM - ape of god (i) (PFL145) 全曲試聴

SLUDGE / EXPERIMENTAL METAL

ノイズ・スラッジ。
轟音に満ちた曲から、ドゥーム/ストーナー的なグルーヴのある曲、ノイズとハードコアをミックスした曲、ヘヴィー・サウンドながらもポストロック的な曲、エクスペリメンタルなアプローチも見せる曲など、ノイズやハードコア、アンビエント等が曲ごとに異なった比率でミックスされ、次に何が出てくるか判らないアルバムになっている。
タイトルは、"man of god"なら"神のしもべである人間"位の意味になると思われる(あってる?)ので、人類を猿と見立てているように思う。

OLD MAN GLOOMは1999年に米国 New Mexico州 Santa Fe市で結成した。
結成メンバーはAaron Turner (1997年にISISを結成)とボストン/ニュー・ヨーク・シーンのSantos Montano (2004年位の結成辺りからNEW IDEA SOCIETY, 2006年にZOZOBRAに参加/いずれも脱退済み)の2人。その後すぐMassachusetts州 Boston市に引っ越した。
当初は2人のプロジェクトであったようだが、その後はNate Newton (1999年にCONVERGEに参加)と Caleb Scofield (1995年にCAVE INを結成、2006年にZOZOBRAを結成)を加えて、4人のバンドになっている。

本作は2014年(Dec 9, 2014)にリリースされた6thアルバム。8曲(43:40)。
品番PFL145のこの作品と、品番PFL145.5の作品は、発売直前まで1枚のアルバムとされていたが、突如同じタイトルの2つのアルバムになった。
LABEL: PROFOUND LORE (USA)

soundcloud全曲試聴
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(コメント:犬丸)

SUNSET IN THE 12TH HOUSE - mozaic 全曲試聴

PSYCHEDELIC POST-ROCK

インスト・ポスト・ブラック・メタル。インスト・ポスト・フォーク・ブラック・メタル。
と言うよりインスト・ポスト・ロック。入荷予定ではありませんが、それなりの内容。今なら全曲試聴がありますので、とりあえずアップしておきます。

SUNSET IN THE 12TH HOUSEは2011年にルーマニアTimisoaraで4人が結成した。
DORDEDUH (LUPUS LOUNGEのアトモスフェリック・フォーク・ブラック・メタル・バンド)のメンバーのサイド・プロジェクト。ex-EPHEL DUATHのドラマーが参加している。

本作は2015年(05 June 2015)にリリースされた5曲(56:35)。
LABEL: PROPHECY PRODUCTIONS (ドイツ)

Youtube全曲試聴
全曲試聴は期間限定の場合があります。お早めに。

(コメント:犬丸)

MAGNOLIA - svarta sagor

HEAVY ROCK

ヘヴィー・ロック。
ブルーズ、サバス・テイスト、サイケデリックを主体に、ラフな感覚を充満させながら、しかも純度高く綺麗に纏め上げている。
太いギターの音、70年代ハードいロック的な腹の据わった発声でシャウトするヴォーカル、さりげなく変拍子を使うテクニカルなリズム・セクションと、いずれも安定したテクニックと高度な音楽的センスで、ワイルドさとタイトな纏まりを見事に両立させている。

MAGNOLIAは1994年にスウェーデン Åmål自治体(kommun)で Ronny Erikssonがスタートさせたバンド。
バンド名はBLUE CHEERの昔の曲"Magnolia caboze babyfinger"に因む。最初の曲の録音時にはドラマーAnders "Heda" Hedströmが参加していて、それ以外の演奏とヴォーカルがRonnyだった。

本作は2015年(2015-05-01)にリリースされた5thアルバム。10曲。
バンド・メンバーはRonny Eriksson (vocals, bass, guitar & keyboards), Nicklas Bergsland (drums), Jonas Andersson (guitar)の3人。
LABEL: TRANSUBSTANS (スウェーデン)

Ololo.fm試聴・本作1曲目"Tungt Faller Regnet"
Ololo.fm試聴・本作2曲目"Omvag"
Ololo.fm試聴・本作8曲目"Svarta Sagor"
Ololo.fm試聴・本作10曲目"Kriget Kallar"

(コメント:犬丸)

CARCASS - reek of putrefaction 全曲試聴

GRINDCORE

神と崇(あが)められるゴアなグラインドの創始者。グル。
このえぐいデヴュー・アルバム。しかも今聴くと、かなり聴きやすいということは、やっと時代が彼らに追いついたわけだ。アンダーグラウンドな作品と捉えられがちだったが、暴走していた訳では全くなく、しっかり時代を先導していたのだ。
初期はグラインドコア、後期はデス・メタルとされるが、本作でも音はかなりデス・メタルだ。演奏力には未完成な部分がかなりあるが、音楽的にはかなり完成されている。作曲やアレンジ・展開は整合性も高く、特にギターの演奏は水準が高い。不協和音のギター・リフ等、エクストリームを標榜する現代の多くのバンドに模倣される音が、しっかりこの作品にも含まれている。

Dビート、クラスト・バンドのDISATTACKは1985年に英国 England(Country) Liverpool市で当初2人で結成した。
その後メンバーがそろい4人編成になった。DISATTACKは1987年にCARCASSに改名した。CARCASSは1996年に解散し、2007年に再結成した。

本作は1988年(July 1988)にリリースされたCARCASSの1stアルバム。22曲。
邦題は腐乱屍臭。UK Indie Chartで最高位は6位。
バンド・メンバーはBill Steer(Vo/Gr)、Jeff Walker(Vo/B)、Ken Owen(Vo/Ds)の3人。インド帰りの初代シンガーSanjivは、クラスティー・パンクからの音楽性の変更に同調せず、本作録音前にバンドを去っている。最近の研究(?)では、Sanjivは DISATTACKのシンガーAndrew Pekと同一人物だと考えられている。彼はインドに旅立つ際にSanjivに改名していたと言うことだ。
そんなにえげつないアートワークですかね。実物が目の前にあれば大問題ですが、写真では気になりませんよね。
LABEL: EARACHE (UK)

musicmp3全曲試聴
song365.cc全曲試聴
song365.ccは現在の仕様では連続再生できません。順に1曲づつ操作する必要があります。コメント制作時点ではmusicmp3の1曲目のファイルが壊れていて再生できませんので、その様な場合にはsong365.ccで補完してください。

(コメント:犬丸)