DIRTY DIAMONDS - let's get loud

HARD ROCK / METAL

普通にメタルなので、当店の取扱外です。新譜をチェックしていて、これはよさ気なので、試聴をUPしときます。ポップなロックンロール・タイプのメタルかハード・ロック。若干ルーズな感じがあるからか、個人的には聴きやすい。メロディーもほどほどにポップで聴きやすい。どことなくテキトーで良いんじゃないでしょうか。テキトーな人向き。

2009年に結成した、アイルランドLimerickの5人のバンド。

本作は2013年(UK:5 May 2014)にリリースされた1stアルバム。12曲。
LABEL: VANITY MUSIC GROUP

Youtube試聴・DIRTY DIAMONDSのチャンネル

(コメント:犬丸)

TEHOM - lacrimae mundi (TEHÔM)

DARK AMBIENT

ダウンテンポなダーク・アンビエント。
人の声(語り・つぶやき)と色々な音で作られた、コールドで瞑想的なアンビエント。同レーベルから同時発売のTREHA SEKTORIとの類似は大きい。違いと言えば、こちらの方が若干メロディーが明瞭に聴き取れる。
使用楽器などのクレジットがないが、このバンドをやっているMiljenko Rajakovicは、キーボードも弾くが主にコンピュータ+MIDIキーボードで音を作る人なので、このプロジェクトでも同様だろう。使われている音は、楽器や楽器以外の自然音のサンプリングと合成音ということになるが、ナチュラルに響く非現実的な音が多い。それが夢や幻のようなコールドで瞑想的な感覚を与えている。そして夢や幻の様なはかなさを感じさせる。

TEHOM (TEHÔM)は1990年代に、クロアチア Zagreb市(ザグレブ)のJesuit哲学大学哲学教授Sinisa Ocurscak (Siniša Očurščak)が始めたクロアチアのバンド。
スタート当時、DEATH IN JUNEの Douglas Pearceがバックアップしていた。1stと 2ndアルバムは、彼のディストロNEW EUROPEAN RECORDINGS (NER)系列のレーベルTWILIGHT COMMANDがリリースしている。
レコード・プロデューサーでミュージシャン/DJの Miljenko Rajakovic (Miljenko Rajakovič)は1stアルバムでは表に出ていなかったが、1996年から影のメンバーとしてTEHOMに協力していた。1996年にリリースされた1stアルバム"despiritualisation of nature"が、唯一の2人が揃って完成までかかわった作品になった。Sinisa Ocurscakは1997年に癌により死んだ。その3年後、2000年に2ndアルバム"theriomorphic spirits"が完成され、リリースされている。
Miljenko RajakovicはDJとしては1980年代末から活動していて、エレボディ(electronic body music)からアシッド・ハウスが中心で、DJ Maryの名前等で10作あまり(EPなど)の作品がある。
このプロジェクトは、2010年にMiljenko Rajakovicによって再開された。

本作は2014年(20 May 2014)にリリースされた3rdアルバム。9曲(59:00)。6面デジパック。500枚限定。
ヴォーカルとリーディングはSteven Asheと言う人で、歌唱と言うよりぽつぽつ読み上げる様な部分がほとんど。作曲はMiljenko Rajakovicで、演奏(と言うより音響)もすべて彼がやっているようだ。
LABEL: CYCLIC LAW (カナダ)

Soundcloud試聴・本作ハイライト

(コメント:犬丸)

THREE MINUTE RECORD - into the wild

MELODIC PUNK

流れるようなミドルテンポのリズミックな曲に、とことん哀愁のメロディーを盛り上げ、ちょっとうらぶれた感じのおっさんのヴォーカルを乗せた、哀愁のメロディック・パンク。ハスキーだがかなり太い声で、おっさんのヴォーカルとしか言い様がないが、これは大層渋い。もろにカントリー・ミュージックや米国的なフォーク・ミュージックのにおいがするわけではないが、そういう傾向の米国のバンドGASLIGHT ANTHEMや MENZINGERS等と共通点のあるサウンドで、"激渋"と "心地良くポップ"をうまくミックスしている。

2010年の春に、Sven Pust (Bass, Backing Vo), David Kiefer (Ds, Backing Vo), Nicolas Jansen (Gr, Banjo, Backing Vo), Sammy Heininger (Vo, Gr)の4人が結成した、ドイツ Nordrhein-Westfalen州(Land) Essen独立市/Bottrop独立市/Dusseldor独立市(独立市には上層自治体の郡がない)のバンド。

本作は2014年(22.03.2014)にリリースされたアルバム。12曲。アルバムはCALIBANのギタリストMarc Göertzとバンド自身がプロデュースをし、Marc Goertzがミックスとマスターを行った。ゲストとして、BONESの Beef Bonanzaが "Mine"のヴォーカルで、BROILERSの Christian Kubczakがキーボードで参加した。
LABEL: CORE-TEX (ドイツ)

Youtube試聴・本作5曲目"Into The Wild"
Youtube試聴・本作7曲目"Mine"
Soundcloud試聴・本作Album Preview(ハイライト)

(コメント:犬丸)

TREHA SEKTORI - severh sehenh

DARK AMBIENT

ダウンテンポなダーク・アンビエント。
フィールド・レコーディングした自然音を多用し、人の声(つぶやき・語り)と色々な弦楽器(ギター、エスラジ、ポリネシアン・マンドリン等)で織り成す、コールドなアンビエント。本作では弦楽器よりも自然音が中心になっているようだ。従って音階もあるのかないのか不明。リズム楽器による明白なリズムは持っていないが、音の揺らぎが一種のリズムに感じられる。普通の音楽を作る要素は少なめだが、緻密に構成されていて意外と聴きやすいと思う、聴く人にもよるだろうが。

TREHA SEKTORIはフランスのDehn Soraが2005年にスタートされたソロ・プロジェクト。
彼は、ベルギーのカオティック・スラッジAmenraのメンバー2人と、Sembler Deahと言うダーク・アンビエント・プロジェクトをやっている人だ。

本作は2014年(May 13, 2014)にリリースされたアルバム。
ライヴで演奏するために作曲した曲を収録。1曲(36:30)だがライヴの1セットに相当する。4面オーヴァー・サイズ・デジパック。限定500枚。
LABEL: CYCLIC LAW (カナダ)

Soundcloud試聴・本作ハイライト3パート(10:26)
Youtube試聴・本作ハイライト(4:59)

(コメント:犬丸)

AUTOPSY - tourniquets, hacksaws and graves 全曲試聴

DEATH METAL

1stアルバムのメンバーがそのままいてる。展開は良くこなれているのかいい加減なのか判らないが、程々な感じが良いかもしれない。1stを始め聴いた時は音悪い!と思ったが、ドゥーム的な要素がミックスされた最先端の音であったわけだ。以来25年。作品によって音楽性に多少ぶれがあったが、結局、本作はほぼ1stの路線のようだ。アートワークも1st(オリジナルの方)の模造品的な感じで、あのチープさを再現している。
11曲目などはイーヴリッシュなヴォーカルでかなりヘヴィーなドゥーム。一部の曲でパンク的ともヘヴィー・ロック/ストーナー(サザン・ロックやブーギーを入れたタイプ)とも取れる要素が入っている。音楽性の点ではあまり進歩していないのが良い。ギター等結構器用に弾きまくっていて、25年間でそれなりの進歩。ドラマーはなんとなくいい加減なように思うが、DEATHの1stもこの人。

AUTOPSYは1987年に結成した、米国 California州 Oakland市の4人程度のバンド。
1995年に解散し、2008年に一時的に再結成し、2009年に再結成した。

本作は2014年(April 21st, 2014)にリリースされた7thアルバム。12曲(49:18)。
LABEL: PEACEVILLE (UK)

Youtube全曲試聴
Youtube全曲試聴は期間限定の場合があります。お早めに。
Musicmp3全曲試聴

(コメント:犬丸)

GRAVEHILL - death curse 全曲試聴

DEATH METAL

パワフルなオールド・スクール。かなりアッパーな、爆走型デス・メタル。
DEICIDEをパンクにしたような、MASTERを音楽的にしたような、デス・メタルからハードコアまで、どちらのファンにも聴けるサウンド。スローなパートではダークで、爆走パートではアッパーでクラスティーなデス・メタルになる。また、初期DARK ANGELなども連想させる。ギターは多様なリフを聴かせ、ダウン・チューンではないがかなりダークな時もある。シンガーはパンクな人。野太いオーソドックスなグロウル中心でなかなか良い声、バカみたいに喚く歌い方が多い。

オリジナルGRAVEHILLは、2001年に結成してすぐに解散した、米国 California州 Anaheim市の3人のバンド。6曲入りのEP(オリジナル・リリースはカセット・テープのみ)を1作残している。

現在のGRAVEHILLは、2007年に、ヴォーカル/ベース(リーダー)のMike AbominatorとオリジナルGRAVEHILLのドラマーであったThorgrimmが、オリジナルGRAVEHILLのヴォーカル/ベースのMike Apokalypse(多分リーダー)の許諾(地獄の祝福)のもとに結成した、5人のバンド。

本作は2014年(01 April 2014)にリリースされた3rdアルバム。9曲(36:51)。アートワークはMORBOSIDADや日本のCOFFINSの多くの作品と同じThorncrossが担当。
LABEL: DARK DESCENT RECORDS (USA)

Soundcloud全曲試聴
全曲試聴は期間限定の場合があります。お早めに。
Youtube試聴・本作2曲目"Death Curse"

(コメント:犬丸)

AURVANDIL - thrones 全曲試聴

AMBIENT BLACK METAL

アンビエント・ブラック・メタル。長尺の曲で、アコースティックな音(全体から言えば少しの部分)から、ややノイジーな音(若干アンビエント性が低く感じられるパートもある)迄使う、スパンの長い展開。ギターの叙情的なメロディーが全体に横溢。ヴォーカルは小さくノイジーで遠くから響いてくる感じ。メロディーを歌うと言うより雰囲気を作っている。
展開のスパンが長いため、それをスケールが大きいと評価する人と、単調と評価する人(無意味に長いと言う評価をする人)があるようだ。それぞれの部分の音自体が好きな人から、良い評価が得られるだろう。

AURVANDIL (バンド)は、フランス Haute-Normandie地域圏(historique regionale) Rouen市のAurvandil (人間)が、2006年に一人バンドとしてスタートした。もともとはヴォーカルを含む全パートを彼が演奏していたが、1stアルバムでは人間のドラマーをゲストとして加えていた。

本作は2013年(December 7th, 2013)にPSYCHIC VIOLENCE RECORDSから限定200本のカセット・テープでリリースされた2ndアルバム。4曲(59:58)。
2013年から、ブラック・メタル・バンドAngmarのドラマーのFogと言う人が参加していて、本作の録音もその2人によるバンドになっている。ミキシングとマスタリングもFogが担当した。

こちらは2014年(March 10, 2014, 21 April 2014)にリリースされたCD化再発盤。4曲(1.00.01)。
LABEL: EISENWALD (ドイツ)

Soundcloud全曲試聴
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Youtube試聴・本作3曲目"Summon the Storms"
Youtube試聴・本作4曲目"Ingen lindring"

(コメント:犬丸)

IRKALLIAN ORACLE - grave ekstasis 全曲試聴

BLACK METAL / DEATH METAL

ダークで大仰な雰囲気満点のブラック・メタル。デス・メタル要素もあると言われる。
ファストな曲(4曲目)もあるが、概ねスローからミドル・テンポの中間位で、展開もゆっくりとしている。ヴォーカルはエコー多い目の録音の低音グロウル。かなりパワフルで、えぐさはなく(ガテラルではなく)、いやらしさがある(わいせつな感じ)。演劇的・物語的・映画的とも感じられるしっかりして構成・展開で、病的でいやらしい純度の高い極めてアンダーグラウンドな世界を構成している。

2012年に結成した、スウェーデン Västra Götalands県 Göthenburgのバンド。
米国のNIGHTBRINGERのヴォーカルを務めているほか、ギリシャのACRIMONIOUSには作詞とライヴのヴォーカルで参加(正式メンバー)しているar-Ra'd al-Iblisのバンド。多くのブラック・メタル・バンドにかかわっていて、スウェーデンのMATRICIDE等ではドラマーでもあった。彼以外のメンバー構成は不明だが、写真には1人もしくは3人が写っているので、もともとは一人バンドだったのかも知れない。現在はライヴも多く行っていて、3人ぐらいのようだ。ライヴ映像でも黒頭巾をかぶっていたりして、誰だか良く判らない。

本作は2013年(March 27th, 2013)に、Kristian Olssonのカセットテープ・レーベルBOLVARKから限定200本(オリジナル仕様)と要望による追加100本がリリースされた1stアルバム。5曲(43:38)。2012年録音。

こちらは2014年(11 February 2014)にリリースされたCD化。
LABEL: NUCLEAR WAR NOW! PRODUCTIONS (USA)

Bandcamp全曲試聴
全曲試聴は期間限定の場合があります。お早めに。

(コメント:犬丸)

ABIGAIL - intercourse and lust

BLACK METAL / SATANIC THRASH METAL (JAPANESE ARTISTS)

日本の初期ブラック・メタル。激走スラッシュ・メタル。
ブラック・メタルがアンダーグラウンドであった時代で、音はほぼスラッシュ・メタルであり、サタニック・メタルという感じになる。アンダーグラウンドといっても、ラフ目だがすっきりした録音。わめき散らし型のヴォーカルはダーティーで熱いが、速くて切れの良い演奏はメタル度も高く、今聴いても良く完成されている。

1992年1月に3人で結成した、日本東京都板橋区のバンド。

本作は1996年に、オーストラリアのMODERN INVASION MUSICからリリースされた1stアルバム。9曲(39:35)。録音は1996年9月にOn Air studioで行われた。

こちらは2014年(Feb. 06, 2014)にリリースされた再発盤。カヴァー・アートワークは2002年のLPヴァージョンのものを使用している。
LABEL: NUCLEAR WAR NOW! PRODUCTIONS (USA)

Youtube試聴・本作(アルバム)の試聴ですが曲順が異なり、2トラック不足しています

(コメント:犬丸)

TRUBE - zone of alienation 全曲試聴 (TRÜBE)

ATMOSPHERIC BLACK METAL / AMBIENT BLACK METAL

ダーク・アトモスフェリック・ブラック・メタル。単純なダークネスとは違い、何とは無しの不安や、何かの焦躁(しょうそう)を感じさせたりする。と思いながら調べていると、この作品は、他人事ではないチェルノブイリ災害のコンセプト・アルバムだった。映像的な音作りで、そう言うコンセプトだと知って聴けば、アンビエントな音から実際それらしき光景が目の前に浮かぶ。福島の実際の現場の様子等知り様も無いが、ここに感覚的にはリアルな物があるわけだ。

2013年から活動している、アルゼンティン Buenos Aires自治市 (Ciudad Autonoma)の Gabriel Locoの一人バンド。正しい表記は TRÜBE となっている。

本作は2014年(April 15th, 2014)にリリースされた1stアルバム。4曲(39:35)。本作でもクレジットは本人のみで、ゲスト等は迎えていないようだ。
LABEL: DUSKTONE (イタリア)

Bandcamp試聴

(コメント:犬丸)