AURVANDIL - thrones 全曲試聴

AMBIENT BLACK METAL

アンビエント・ブラック・メタル。長尺の曲で、アコースティックな音(全体から言えば少しの部分)から、ややノイジーな音(若干アンビエント性が低く感じられるパートもある)迄使う、スパンの長い展開。ギターの叙情的なメロディーが全体に横溢。ヴォーカルは小さくノイジーで遠くから響いてくる感じ。メロディーを歌うと言うより雰囲気を作っている。
展開のスパンが長いため、それをスケールが大きいと評価する人と、単調と評価する人(無意味に長いと言う評価をする人)があるようだ。それぞれの部分の音自体が好きな人から、良い評価が得られるだろう。

AURVANDIL (バンド)は、フランス Haute-Normandie地域圏(historique regionale) Rouen市のAurvandil (人間)が、2006年に一人バンドとしてスタートした。もともとはヴォーカルを含む全パートを彼が演奏していたが、1stアルバムでは人間のドラマーをゲストとして加えていた。

本作は2013年(December 7th, 2013)にPSYCHIC VIOLENCE RECORDSから限定200本のカセット・テープでリリースされた2ndアルバム。4曲(59:58)。
2013年から、ブラック・メタル・バンドAngmarのドラマーのFogと言う人が参加していて、本作の録音もその2人によるバンドになっている。ミキシングとマスタリングもFogが担当した。

こちらは2014年(March 10, 2014, 21 April 2014)にリリースされたCD化再発盤。4曲(1.00.01)。
LABEL: EISENWALD (ドイツ)

Soundcloud全曲試聴
全曲試聴は期間限定の場合があります。お早めに。
Youtube試聴・本作3曲目"Summon the Storms"
Youtube試聴・本作4曲目"Ingen lindring"

(コメント:犬丸)