UK SUBS - xxiv 全曲試聴

PUNK

初期パンクの色彩のあるロックンロール・パンク曲(4・12曲目)やメロディックな初期のハードコア的なサウンド(5・10曲目)だけでなく、少しスウィング感のあるミドル(~ややスロー)・テンポのブルーズ・ロックンロール調(2曲目)や、ストリングスを加えたアレンジ、ちょっとモーターヘッド的な曲(6曲目)と多彩。
さらに15曲目から後(ボーナス)はアコースティックで、フォーキーなサウンドを基調に、うっすらブルージーな曲が多く、マウス・ハープ(ハーモニカ)もフューチャーされている。フロントマンCharlie Harperが、もともとリズム・アンド・ブルーズ・シンガーだったことを、思い出させる内容になっている(ボーナス・トラック以外の本編の曲でも)。

UK SUBSの前身バンドSUBVERSIVESは1976年11月に英国イングランド South London地域で4人程度が結成した。
中心となっていたのはMARAUDERSというR & BバンドのフロントマンだったCharlie Harperだ。MARAUDERSはロンドンのレズビアン・クラブ"Shagaramas"で金曜の夜仕事をしていたが、ある日そこがRoxy (当初はゲイ・クラブ兼業)になってしまった。そのアクシデントのためCharlieはパンクに染まり、DAMNEDなどにインスパイアされてSUBVERSIVESを結成することになった。その後名前を短縮してSUBSとして活動をはじめ、さらに当時のヒット曲"Anarchy in the UK"から思いついて、1977年にU.K. SUBSに改名した。

本作は2013年(14 Feb 2013)にリリースされた14thアルバム。26曲。
この年(2013年)の初めにはMOTORHEADの Lemmy (Lemmy Kilmister)とツアーしていた。
LABEL: CAPTAIN OI! (UK)

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(コメント:犬丸)