AGNOSTIC FRONT - american dream died 全曲試聴

NEW YORK HARDCORE

本作ではかなりメロディックなパンク色のある、タフなニュー・ヨーク・ハードコアを聴かせている。クロスオーヴァー要素はない。
Youtubeなどで、彼らの映像も見ながら聴くと、ポリティカルな度合いの高いメロディック・パンク/メロディック・ハードコアのバンドに似た物が、サウンドだけでなく、バンドの精神的なポジションとして感じられる。彼らにとって、音楽は目的ではなく、コミュニケーションの手段なのだ。
彼らはパンキッシュなオールド・スクールのニュー・ヨーク・ハードコアからスタートし、一時期クロスオーバーの影響も受けつつ、メタリックなオールド・スクールに回帰して、彼らの精神的なルーツであるニュー・ヨーク・スキンヘッズのストリート感あふれるパンク・サウンドのアルバムも発表。以後は、作品ごとに微妙にミックスを変えながらも、メタリックなオールド・スクールとストリート・パンクの中間にあるサウンドを聴かせている。

AGNOSTIC FRONTは1980年12月に米国 New York州 New York市で3人が結成した。
結成メンバーはVinnie Stigma (guitars)、Diego (bass)、Rob Krekus (drums)の3人。直後にRoger Miret (vocal)も加わった。1982年ごろまではメンバーは流動的だった。

本作は2015年(April 4, 2015)にリリースされた11thアルバム。16曲(27:51)。
前作と同じMADBALLのシンガーFreddy Cricienがプロデュースした。TRAPPED UNDER ICE, HUNDREDTH, H2O等のミキシングand/orマスタリングをしているPaul Minerがミキシング、マスタリングした。ゲストではFreddy Cricien (MADBALL), Toby Morse (H2O), Lou Koller (SICK OF IT ALL)が参加した。
LABEL: NUCLEAR BLAST AMERICA (USA)

Youtube全曲試聴
Youtube全曲試聴は期間限定の場合があります。お早めに。

(コメント:犬丸)