FOGG - high testament

STONER / HEAVY PSYCH

落ち着いて沈む事のできるサイケデリック・ストーナー。
ヴォーカルは若いOzzyがヘロヘロになった感じで、サウンド全般は70年代のヘヴィー・サイケ(BLUE CHEERRなど)の影響を受けている。へなへなしたヴォーカルの陶酔感、ヘヴィーすぎずにファジーなギターの響き、テイスティーなメロディーを聴かせるオルガン、それだけでも魅力のあるそれぞれのパートの音とメロディーが撚り合わされ、一体となって紡ぎだすサイケデリックなサウンド。あやし過ぎますね。

FOGGは2012年12月に米国 Texas州 Fort Worth市で高校などで知り合いだった3人が結成した。
結成メンバーはdrummer Ethan Lyons, guitarist Chase Jowell, bassist / vocalist Brandon Hoffmanで、現在まで変わりない。全員Fort Worth出身またはFort Worth育ちで、2014年8月のインタービュー時点で、Chaseが19歳、Brandonが21歳、Ethanが22歳と若い。
2013年にカセット・テープでセルフリリースした1stアルバム"death"は好評で、アナログLP化され、現在はデジタル・リリースされている。やはりヴォーカルがLSDかなにかでstoneしてるような感じなのが、とりわけ人気のようだ。こういう音楽は子供に聴かせちゃだめです。

本作は2015年(23 June 2015)にリリースされた2ndアルバム。7曲。
録音とミックス及びゲストのオルガンはRyan Lee。
LABEL: TEE PEE (USA)

Youtube試聴・本作5曲目"Mountain"
本作からの試聴がまだ1曲しかないので、前のアルバムの試聴も付けておきます。
bandcamp試聴・前のアルバム"death"の全曲(音質が悪い)
元々アナログでリリースされた作品だからか、bandcampの音がややラウドすぎます。アナログから起したと思われる次のsoundcloud試聴(4曲だけです)の方が音が良いと思うのでお奨めします。
soundcloud試聴・前のアルバム"death"のLPのA面

(コメント:犬丸)