DARKTHRONE - cult is alive 全曲試聴

BLACK

汚い声で歌い比較的軽快な疾走を見せる。簡単に言えばパンク・メタル的な作品。
モーターヘッドがブラック・メタルになった、と言うのが手っ取り早いが、ヴォーカルはパンク的にも聴こえるがブラック・メタルらしくも聴こえる。曲によって多少異なる声質が聴こえるのはドラマーのFenrizの様だ。特に4曲目は全部彼のヴォーカルで、男気があり味もあるのでたまには良い。
本作はEncyclopaedia Metallumのレヴューの評価を平均で見ると70点とぱっとしない。しかし0点や8点がある一方で、100点もあり、大部分は50点前後と90点前後に分かれている。自身の参考にするには自分自身で評価するしかない作品。

DARKTHRONEは1987年にノルウェーKolbotn市で4人が結成した。
その前、1986年から1987年まではBLACK DEATHと名乗っていた。その後Oslo市に引っ越した。
初のフルはどちらかというとテクニカルなデスメタルをやっていた。
1991年頃にユーロニモスと出会いインナーサークルに加入。音もブラックメタルに近づく。初期BATHORYに強く影響を受けた速くプリミティヴで単調な方向を決定付ける。

本作は2006年にリリースされた12thアルバム。10曲(38:52)。
メンバーはFenriz (Drums, Additional Vocals, Bass, Additional Guitars)と Nocturno Culto (Vocals, Guitars, Bass)の2人。
LABEL: PEACEVILLE (UK)

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全曲試聴は期間限定の場合があります。お早めに。

(コメント:犬丸)