I KILLED THE PROM QUEEN - beloved 全曲試聴


新ヴォーカリストが滅茶苦茶にワメキ歌い。基本的にはガンガン走りっぱなしの曲で、哀愁メロディーやまったりしたコーラスも入る。さまざまに変化するドラムズも全体を引っ張っている感じがする。このドラマーShane O'Brienはex-BURIED IN VERONA (2012-2013年), ex-CONFESSION (2009-2012年), 現JACK THE STRIPPE (chaotic mathcore)と言う事だ。また、録音はスウェーデン GothenburgのStudio Fredmanで行い、Fredrik Nordstrom (Bring Me TheHorion、In Flames)がプロデュースした。彼らの音は、デスメタル要素は薄くエモコア要素もほぼない1stウェーヴ・メタルコア直系のサウンドため、変化が少なく単調になりかねないが、それをキャッチーなメロディーや途中に挿入する静かな曲、そして綺麗なギターのユニゾンと言った音の変化で補っている様だ。

2000年に結成した、オーストラリア South Australia州(State) Adelaide市(City of)のバンド。2007年に解散。2011年にギターの2人が新メンバー3人と共に本格的に再結成。
ヴォーカルは、今までの作品では大部分でフロントマンを務めてきたMichael Crafterが、EPITAPHと契約後はオーストラリアから離れている事が多くなって、ホームシックにかかると言うので2006年に脱退。その後Ed Butcherが参加したが、すぐに解散。今回の再結成ではRED SHORE(2004年結成-2009年まで参加)のベーシスト(2007年まで)/シンガー(2007年から)のJamie Hopeに替わっている。
Michael Crafterは2007年にはBURY YOUR DEADに参加したが、彼がライヴで麦藁帽子をかぶる事に他のメンバーが反対したため脱退し、2008年に50 LionsのメンバーらとConfessionを結成したが、2012年にメンバーを総入れ替えしている。

本作は2014年(オーストラリア:14 February 2014, USA:18 February 2014)にリリースされた3rdアルバム。11曲(37:44)。
LABEL: EPITAPH RECORDS (USA)

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、、、と言う訳で、Shane O'Brienと言うドラマー、JACK THE STRIPPEと言うバンド、Michael Crafterと言う変な人が要チェックだ。
(コメント:犬丸)