UK SUBS - another kind of blues

PUNK ROCK

パンク・ロックの初期のロックンロール色も濃いバンドでありながら、例えばSTIFF LITTLE FINGERS等と同様に、少しおしゃれで、ニュー・ウェーブへのつながりも深く感じられる様なポップなセンスが色濃い。ストリート・パンクの源流とも言われるが、サウンドは現在のストリート・パンクの感覚とはかけ離れている。名曲STRANGLEHOLD収録のデヴュー・アルバムのデジパック再発。

UK SUBSは、1976年に、リズム・アンド・ブルーズ・シンガーCharlie Harperが中心となって、4人程度でSUBVERSIVESの名前で結成した。その後U.K. SUBVERSIVESの名前で活動し、1977年には名前を短縮してU.K. SUBSを名乗るようになった。当時POLICEのオープニング・アクトをしているが、サウンド面でもなるほどと言う感じがする。

本作は1979年(14 Sep 1979)にRCAからディストリビュートされる英国のレーベルGEM RECORDSからリリースされた1stアルバム。17曲(35:55)。そのほか、同じ年に、各国のRCAまたはRCA VICTORまたはGEM RECORDSからリリースされた。当時はアナログ盤の時代で、CD化は1988年のドイツTRANCE RECORDSからのリリースが最初だった。

こちらは2007年に英国のCAPTAIN OI!からリリースされたデジパック再発盤。全26曲。
この再発盤にはシングル3枚の全曲が追加収録されている。収録されているのは、1978年にCITY RECORDSからリリースされた"c.i.d."、1979年にGEM RECORDSからリリースされた"stranglehold"と"tomorrows girls"で、いずれも3曲収録のアナログ7インチ盤だった。
LABEL: CAPTAIN OI! (UK)

Youtube全曲試聴(オリジナルの17曲)
Youtube試聴・"c.i.d."の3曲
Youtube試聴・"stranglehold"の3曲
MusicMP3全曲試聴(オリジナルの17曲)

(コメント:犬丸)