BULLDOZER - neurospirit lives CD/DVD

THRASH METAL

発狂スラッシュ・メタルに適度なテクニックも加わり、威勢の良いヴォーカルと恍惚とするようなギターソロが入る。ベテランに中堅や若手メンバーが加わった体制が、ベテランのサウンドに勢いを与えてよい結果をもたらしている。
2008年の再結成当初は、1992年の解散時のメンバーA.C. Wild (Vo, 結成メンバーではないが1stアルバム以前の1984年から参加)とAndy Panigada (Gr, 結成メンバー)とドラマーはおなじSCARLETのスラッシュ・メタル・バンドDEATH MECHANISMのManuの、正式メンバーは3人の状態だった。その後徐々にメンバーも固まり、なんと現在はキーボーダーも加わった6人体制(クレジットでは)。
ヒップホップやユーロビートに転向した前科があるので、キーボードで何をするのか少し心配だったが、、、YouTubeのtrailerを聴く限り問題なく良い感じだ。と言うより、キーボード聴こえない。キーボーダー見えない。
映像を見るとこんな感じです。説教壇のようなものを前に置いて悪魔の刺又(さすまた)を持って歌うA.C.、並んで弾いている3人のギター/ベース隊のヘッドバンギングも良い感じ、ドラムズをシバキまくる元気なManuの5人みたいです。BULLDOZERには若干ブラック・メタル的な要素があるので、キーボードは荘厳な感じの曲/パートでしか聴こえないのかも知れません。

1980年に結成した、イタリアLombardy州Milan市のバンド。

本作は2013年(September 10th, 2013)にリリースされたCDとDVDのセット。ミラノのLIVE MUSIC CLUBで行われたROCK HARD FESTIVAL ITALIA 2012にに出演した際の、9月15日のライヴを収録。MARDUKがとりを務めた他IMMOLATION, ARTILLERY, EXUMER, OPERA IX等全部で12バンドが出演した。BULLDOZERはMARDUKの前で、かなりの注目を集めていたらしい。
LABEL: SCARLET (イタリア)

Youtube試聴: http://www.youtube.com/watch?v=ZqsT4zZJVmA

(コメント:犬丸)