DEVIL IN ME - end

METALCORE

モッシーなオールド・スクールの音楽性を持ちつつ、時には哀愁メロディーも含めてキャッチーなメロディーをたっぷり盛り込み、いかついヴォーカルや熱いヴォーカルにエモーショナルなコーラスもミックスしたオールド・スクール・ミーツ・ニュー・スクールなバンド。ピュアなモッシュコアと比べると軽快な音色ながら、かなりダンサブル。

DEVIL IN MEは2005年初めにポルトガル Lisbon市で5人が結成した。

本作は2010年にリリースされた3rdアルバム。12曲。
COMEBACK KIDの Andrew Neufeldがプロデュースしている他、1曲ゲスト・ヴォーカルで参加している。
LABEL: RASTILHO RECORDS (ポルトガル)

Youtube試聴・本作2曲目"END"
Youtube試聴・本作3曲目"On My Own"
ololo.fm試聴・本作7曲目"The Fall (Feat Andrew Neufeld)"
ololo.fm試聴・本作11曲目"Beast"
ololo.fm試聴・本作12曲目"Claim My World"

(コメント:犬丸)

SAM ALONE AND THE GRAVEDIGGERS - tougher than leather 全曲試聴

STREET PUNK

メロディックなフォーク・ストリート・パンク。
アグレッシヴなハードコアのノリと、フォーク・ミュージック~カントリー・ミュージック感覚を取り入れたサウンドに、哀愁を漂わすメロディーを歌う力強いヴォーカルを乗せた、ストリート・パンク。アコースティック・ギターやハーモニカ、ダブル・ベース (スタンドアップ・ベース)等をメインに使用し、POGUESタイプではなく、大きく分ければSWINGIN' UTTERSや AGAINST ME!タイプになる。

SAM ALONE AND THE GRAVEDIGGERSはポルトガル Quarteira市(Freguesia)のバンド。
メタルコア・バンドDEVIL IN MEのフロントマンApolinario "Poli (Poly)" Correiaのソロ・プロジェクト。リーダーのSam Aloneは Poli Correiaの変名になる。2008年にリリースされたデヴュー・アルバムはアーティスト名に"AND THE GRAVEDIGGERS"が付かないSAM ALONEのソロとなっていたが、2012年の前アルバムからバンドの形をとっている。

本作は2014年(17 novembro 2014)にリリースされたアルバム。10曲。
ソロと通算で3rdになる。
LABEL: RASTILHO RECORDS (ポルトガル)

Youtube試聴・本作9曲目"Tougher Than Leather"
bandcamp全曲試聴
全曲試聴は期間限定の場合があります。お早めに。

(コメント:犬丸)

FOR THE GLORY - lisbon blues 全曲試聴

MOSHCORE

熱くアゲレッシヴなモッシュコア。
メタリックでハードな演奏にはユースクリュー的な勢いもあり、サグコアではないがタフガイハードコア的なノリやヴォーカル・スタイルも持っている。コーラス、ツイン・ギターの応報、2ステップとダイナミックなビートダウンが盛り込まれ、曲は比較的ショート・カット(1曲あたり2分半程度)だが聴いていて大変充実感がある。オーセンティックで純度の高いモッシュコアをたっぷり聴かせている。

FOR THE GLORYは2003年にポルトガル Lisboa市で5人が結成した。

本作は2013年(16 September 2013)にリリースされた4thアルバム。
限定デジパック。録音とマスタリングはex-HATESPHEREのギタリストJacob Bredahlがした。
LABEL: RASTILHO RECORDS (ポルトガル)

Youtube全曲試聴
全曲試聴は期間限定の場合があります。お早めに。

(コメント:犬丸)

INJUSTICED LEAGUE - live 95

HARDCORE / ANARCO PUNK

サウンドはCONFLICTをベースに、少しDISCHARGEテイストを加えた感じ。また前年のデモを聴くとオイ・パンクに近いぐらいのパンクな感覚もある。大変判りやすい音楽だが、スラッシュ・パンク・バンドのメンバーのサイド・プロジェクトとして始まったバンドであり、ライヴ音源ながら演奏はしっかりしていて録音状態も悪くない。ポルトガルのアナーコ・パンク史の重要バンドとして紹介されている。

INJUSTICED LEAGUEは1993年12月にポルトガル Leiria市で4人が結成した。
メンバーは、Xano (Bass), Hugo (Drums), Franck Di Mascio (Guitar), P.A (Lead Vocals)の4人。この4人中ギタリストを除く3人が、1989年結成のD.I.Y.スラッシ・メタル~スラッシュ・パンク・バンドALIEN SQUADのメンバー。
1994年に3作のデモ・テープを発表。1997年にセルフリリースの7インチEP "dogs of the state" (8曲)(ALIEN SQUADのシンガーがゲスト)をリリースして解散。その後はALIEN SQUADとしての活動に戻っている。

本作は2004年にポルトガルのRASTILHO RECORDSからリリースされたライヴ音源。18曲。
1995年(5.10.95)にポルトガル Beira Litoral州(州制度廃止済) Coimbra市のライヴ・ハウスCentro dos Trabalhadores de Celasで行ったライヴを収録。
LABEL: RASTILHO RECORDS (ポルトガル)

RASTILHO RECORDSは1999年(またはその少し前)からパンクを中心に地道にリリースしている。作品はパンクからデス・メタル、フォーク迄幅広いがポルトガル以外で知名度のあるアーティストは少なく、大層渋く地味な感じがする。パンク系では、MATA-RATOSがメジャーや日本のMCR COMPANYからのリリースもあるオイ・パンク・バンドだ。

Youtube試聴・本作16曲目"Nazis are good guys... DEAD!"
Youtube試聴・We Are The Injusticed League - 1994年デモ・カセット・テープ(本作収録音源ではありません)
Youtube試聴・1984年のライヴ(本作収録音源ではありません)
Youtube試聴・関連バンドALIEN SQUADの"Black Oil Red Soil"(本作収録バンドではありません)

(コメント:犬丸)

AVERSION TO MANKIND - between scylla and charybdis 全曲試聴

BLACK METAL

ディプレッシヴ・ブラック・メタル。荒野を吹きすさぶ嵐のような厳しく冷たいアトモスフェリックな響きが美しい。荒涼としたイメージの音や嵐をイメージした効果音も使われているが、全体がコールドで荒々しい音でまとめられた、救いのないデプレッシヴ・サウンド。

AVERSION TO MANKINDは2009年にスペイン Andalusia州 Malaga自治体(ciudad)で活動をスタートした。
S. Vrallが全パートとヴォーカルを担当する一人バンド。

本作は2014年(October 1st, 2014)にリリースされた2ndアルバム。3曲(31:20)。
LABEL: MAA PRODUCTIONS (日本)

Youtube試聴・本作1曲目"Between Scylla and Charybdis (Part I)"
Youtube試聴・本作2曲目"In a Fleshy Tomb, I'm Buried Above Ground"
Youtube試聴・本作3曲目"Between Scylla and Charybdis (Part II)"

(コメント:犬丸)

VIVUS HUMARE - einkehr 全曲試聴

DEPRESSIVE SUICIDAL BLACK METAL

ディプレッシヴ(鬱系)ブラック・メタル(DSBM)。
タメを効かせて強弱を十分に付けたドラマティックな展開。柔らかい目のヴォーカル中心のコールドだが美しい部分(タメの部分)から、ディプレッシヴなヴォーカル中心でブラストの多いエクストリームな部分(クライマックスの部分)までの間で、起伏を繰り返しながら大きく展開。美しい部分ではカスケイディアン・ブラック・メタル(LUNAR AURORAなど)に近いが、クライマックスはダイナミックなディプレッシヴの部分にあり、グロウルが叫び続ける様は極めて悲惨だ。

VIVUS HUMAREは2007年にドイツThuringiaで4人程度が結成した。

本作は2015年(January 23rd, 2015)にリリースされた1stアルバム。5曲(36:49)。
この後で新ベーシストが加入しているが、本作録音時はベーシストがおらず、3人編成。ギターの内1人(ヴォーカル兼任ではない方)がベースを兼ねている。
ゲストはその新ベーシストになる人で、2曲目は42秒の短い曲で3曲目に続くブリッジのようにも思われるが、彼が全ての楽器の演奏を担当している。彼は2006年からMOSAICという一人バンドをやっている人で、2曲目はヴォーカルも他の曲と異なっているので、多分彼が担当している。マスタリングはex-IMPENDING DOOMの Patrick W. Engelがした。
LABEL: EISENWALD TONSCHMIEDE (ドイツ)

soundcloud全曲試聴
全曲試聴は期間限定の場合があります。お早めに。

(コメント:犬丸)

OBSCURE INFINITY - perpetual descending into nothingness 全曲試聴(ばらばら)

DEATH METAL

メロディックなオールド・スクール・デス・メタル。
ダイナミックなグルーヴのあるディープにダークなサウンドに、野太いグロウルにもダークなテイストが濃い。音楽性も高く、疾走する(スラッシーな)パートから、ギター・ソロもメロディーをこね回すややスローなパートまで展開する。デスラッシュよりパワフル、標準的なメロデスよりいかつく、普通のオールド・スクール・デスより音楽性が高いといった特徴がある。その結果、特異な事はやってないが、他のバンドとは一味違う作品になっている。

OBSCURE INFINITYは2007年にドイツ Rheinland-Pfalz州 Westerwaldkreis地域(Landrat)で4人が結成した。
バンド名はGRAVEの1stアルバム収録曲名。翌年から2ndギターが加り5人編成。

本作は2015年(January 16th, 2015)にリリースされた3rdアルバム。9曲(41:57)。
本作ではツイン・ギターの5人編成。ミキシングとマスタリングはex-IMPENDING DOOMの Patrick W. Engelがした。
LABEL: FDA REKOTZ (ドイツ)

Ololo.fm試聴・本作1曲目"Entering the Hall of Eternity"
Youtube試聴・本作2曲目"Sorcery of the Black Souls"
Ololo.fm試聴・本作3曲目"Expiration of the Lost"
Ololo.fm試聴・本作4曲目"Uttermost Descend"
Youtube試聴・本作5曲目"A Forlorn Wanderer"
Ololo.fm試聴・本作6曲目"Into the Undertow"
Ololo.fm試聴・本作7曲目"Descending into Nothingness"
Ololo.fm試聴・本作8曲目"From Odium and Disease"
Youtube試聴・本作9曲目"Beyond Spheres and Time"

(コメント:犬丸)

TRIST - sebevrazedni andele 全曲試聴

DEPRESSIVE BLACK METAL

ノイジーなギターのトレモロに、ダウンテンポなメロディーが薄くかぶさる、いつまでも続くミニマルな演奏。そこに、エコーを効かせた意味不明の叫び声が時折入る。ディプレッシヴ・ブラック・メタル。展開などしないが、わずかな音の色合いの変化が聴き取れれば、悲しくも美しく感じられるだろうし、絶望の叫び声からドラマを感じる事も出来るだろう。
美しい。こういう悲惨なはずの音楽を聴くと、美しく感じてしまう私は異常なんだろうか。

TRISTは2003年にチェコ Olomoucky州(kraj) Olomouc市で活動を始めた。
Jan "Trist" Sincl(Šincl)の一人バンド、あるいは彼のソロ・プロジェクト。
2006年にデヴュー・アルバムを、翌年に2nd、3rd。4thを発表し、2009年頃から活動が見られなくなったが2011年から再開。2012年からライヴ活動は止めて、2014年から活動を休止している。

本作は2007年にカセット・テープで自主リリースした2ndアルバム。2曲(44:02)。
同じ年(April 2007)にDE TENEBRARUM PRINCIPIOから限定300枚でCD化再発されていた。

こちらは2008年(December 2008)にリリースされた再発。
リミックス/リマスターになっている。
LABEL: DE TENEBRARUM PRINCIPIO (イタリア)

Youtube試聴・本作1曲目(リミックス/リマスター)
1曲目の最後数分は無伴奏で咆えてますのでぜひ聴いてやって下さい。
ololo.fm試聴・本作2曲目(推定ですがリミックス/リマスター版になっていません)
2曲目はYoutubeにもありますが音が小さい。ololo.fmの方がましですがやはり音が小さいのでヴォリュームを上げてください。

(コメント:犬丸)

GRAFVITNIR - semen serpentis 全曲試聴

BLACK METAL

ダークでコールドだが、ノイジーでエクストリームなブラック・メタル。
曲はメロディックで、ギターのリフも目立つメロディーが豊富。ノイジーなヴォーカル、コールドなトレモロ・ギター、ブラスト疾走のドラムズ、ダイナミックなベース、きれいな展開、曲の始まり・終わりの仕上げなど、すべてにわたって均整の取れた丁寧な仕上げ。オールドスクールではあるが、それなりに洗練されたきれいなサウンドになっている。

GRAFVITNIRは2007年にスウェーデンの暗い森の中でギタリストNiantiel (2013からCURSED 13, ex-GRA)、Tishin、Modrius (2010からGRA, ?からCURSED 13)の3人が結成した。

本作は2014年(December 12th, 2014)にリリースされた2ndアルバム。7曲(43:43)。
LABEL: CARNAL RECORDS (スウェーデン)

ololo.fm試聴・本作1曲目"Where Time Has Ceased To Be"
ololo.fm試聴・本作2曲目"Descendants of the Serpent"
ololo.fm試聴・本作3曲目"Av Ormens Blod"
ololo.fm試聴・本作4曲目"Sword of the Damned"
ololo.fm試聴・本作5曲目"Poisonous Streams of Hraunn"
ololo.fm試聴・本作6曲目"Seed of Apep"
ololo.fm試聴・本作7曲目"Vilddjurets Aterkomst"

(コメント:犬丸)

ADVENTURES - supersonic home

INDIE ROCK / EMOCORE

大人のエモとでも言うんでしょうか。ホットで柔らかいエモーショナル・インディー・ロック。
メロディックなポップ・チューンを、ギターはギター・ロック(グランジ)風にかき鳴らす。そして、女性のフロントウーマンは甲高くも激情的でもないストレートなヴォーカリゼーションで、極めて自然にエモーションを表現している。ほどほどのポップネスやかすかな哀愁のメロディー等、全体的には控えめな表現が心地良い。その穏やかなサウンドの中にエモーショナルな部分が効果的にミックスされている。

ADVENTURESは2012年初頭に米国 Pennyslvania州 Pittsburgh市で5人が結成した。
2012年、2013年各1作、2014年2作のEPを発表している。
結成メンバーはギターとヴォーカルがReba Meyers (CODE ORANGE KIDS, LILITH)、ドラマーがJami Morgan (CODE ORANGE KIDSではヴォーカルも)、ベース(とヴォーカル)がJoe Goldman (CODE ORANGE KIDSのベース, LILITHのベースとヴォーカル)、キーボードがKimi Hanauer (LILITHではヴォーカル, CODE ORANGE KIDS, LILITH, ADVENTURESのアートワーク)、ギターがDominic Landolina (どこからかやってきた)の5人。女2:男3。
なおLILITHは WIFEBEATERの改名でACOUSTIC FOLKとの事(未聴)。単純なパンクから出発して現在はCHAOTIC METAL / MATHCOREバンドになったCODE ORANGE KIDSは最近作からCODE ORANGEに改名していますが、彼らの3つのバンドは全然違った方向に進化している所が良いですね。

本作は2015年(February 17. 2015)にリリースされた1stアルバム。10曲。
Wil Yipがプロデュースした。
LABEL: RUN FOR COVER RECORDS (USA)

Youtube試聴・本作2曲目"Heavenly"
soundcloud試聴・本作3曲目"Your Sweetness"

(コメント:犬丸)