CHURCH OF MISERY - and then there were none

DOOM / JA_STONER

不気味とかグロテスクとかいったネガティブな雰囲気濃厚。重くて暗いサイケデリック・ドゥーム。
歌詞はいつものように著名な連続殺人犯人 (Serial Killers) をテーマにしている。ただし、1曲目は連続殺人家族 Bender Family 、6曲目は集団自殺した教団 Heaven's Gate がテーマだ。
演奏はかなりはメタルと言う感じをあたえる。
楽曲のリズムやメロディーは、主に70年代辺りのブルージーなヘヴィー・ロックとヘヴィー・サイケを源流にしているようなサウンド。
そしていやらし気なねっとりしたヴォーカルが乗る。

CHURCH OF MISERY は1995年に日本国 東京都 新宿区で4人が結成したバンド。
結成メンバーは、ベースが現在まで残っている唯一のメンバーの Tatsu Mikami (SONIC FLOWER), ドラムズが2000年ま参加した Hideki Shimizu, ギターが2000年までの Tomohiro Nishimura (SONIC FLOWER), ヴォーカルが1995年のみの Kazuhiro Asaeda の4人。

本作は2016年(March 4th, 2016)にリリースされたアルバム。7曲(41:39)。
本作ではバンド・メンバーは Tatsu Mikami のみとなっていて、本作はセッション・メンバーとして Scott Carlson (Vocals), Dave Szulkin (Guitars), Eric Little (Drums) を迎えて制作されている。
Scott Carlson は REPULSION の結成時からのメンバーだが、短期間 CATHEDRAL (2011-2013年ベースのみで) に参加していたので、意外と言うことではないようだ。
また、 Dave Szulkin は BLOOD FARMERS の結成時からのメンバー Dave Depraved 名義)で、 Eric Little も EARTHRIDE の結成時からのメンバーと言うことで、かなり渋めのオール・スター・バンドだ。
なお3人とも現在は CHURCH OF MISERY の正式メンバーになっているようだ。
LABEL: RISE ABOVE (UK)

Youtube試聴:本作2曲目"Make Them Die Slowly"
Youtube試聴:本作5曲目"Confessions Of An Embittered Soul"

(コメント:犬丸)