RAZOR CRUSADE - infinite water 全曲試聴

EMO / SCREAMO

メロディック・エモーショナル・ハードコア。
メロディック・エモーショナルとは言え、メンバーはストレート・エッジからメタルコア、モッシュコア系のミュージシャンが多く、本作ではポストハードコア、ポスト・メタル、エクスペリメンタル、カオティックな色あいが前作 (デヴューEP) より強まっている。
ファストな曲やのりの良い曲で勢いがあり、基本的にはキャッチーなサウンド。そこに、カオティック要素、エクスペリメンタル要素、スロー・テンポの哀愁メロディー等が加わり、様々に変化してゆく。

RAZOR CRUSADE はオランダ南部 North-Brabant 州と Zuid-Limburg 州北部のストレート・エッジ・バンド REACHING FORWARD (1997年始め-2002年11月22日) のベーシスト (全期間参加) だった Harm Haverman のプロジェクトとしてスタートした。
SAMIAM, QUICKSAND, SMASHING PUMPKINS 等にインフルエンスされた週末のセッションだった物が、注目を集めるようになりバンドになった。
メンバーは、ヴォーカルが Ivo Jansen (vocals), ギターが Emiel 'Dax' Laurant, ドラムズが Daanslide 'Daan' Plasmeijer, ギターが Michiel, ベースが Harm 'Sjarm 13' Haverman の5人。
EP やアルバムを発表し米国ツアーも行ったが、2005年に解散した。
解散前にドイツで録音した4曲のEPは発売が中止されていたが、2011年に発売されたようだ (発売されるという情報のみで、発売されたという情報が確認できていません)。
Harm Haverman は RAZOR CRUSADE の解散の前後から、米国の MODERN LIFE IS WAR とオランダの NOTHING DONE に参加し、米国の Iowa州にも住まった。 MODERN LIFE IS WAR の3rdアルバムに参加した。2008年に第1期 MODERN LIFE IS WAR が解散した後はオランダ Rotterdam に住まって、2010年からオランダのモッシュコア・バンド NO TURNING BACK に参加し、2012年からはオランダのビートダウン・ハードコア・バンド BACKFIRE! に参加した。
ドラマーの Daanslide 'Daan' Plasmeijer は2003年から2008年までベルギーの JUSTICE に、2006年から2007年までオランダの STATE OF MIND に参加した。

本作は2004年(June 21, 2004)にオランダの REFLECTIONS からリリースされた彼ら唯一のフルアルバム。
翌2005年(04 Jan 2005)には米国の DEATHWISH INC. からもリリースされた。
ゲストはドイツのメタル・バンド GAMMA RAY の Jan Rubach が1曲参加。
LABEL: REFLECTIONS (オランダ)

bandcamp全曲試聴
全曲試聴は期間限定の場合があります。試聴はお早めに。

(コメント:犬丸)