SLAVES - routine breathing 全曲試聴

POST-HARDCORE / EXPRIMENTAL METAL

超キャッチーですね。
ポップと言っても良いのですが、明るい部分がベースながら、程よい哀愁やエモーションも豊富。
判りやすい心に訴えるサウンドながらも、音の広がりとでも言うのか、音楽的な工夫・小技もどしどし投入して、退屈しようのない、まばゆいサウンドを作っています。ゲストの Kyle Lucas のラップまで入るのですね。
ちょっと息をつく暇がないのでくたびれましたが、一気に聴いてしまいました。

SLAVESは2014年に名前が決まった米国 California州 Sacramento市の5人程度のバンド。
ex-EMAROSA / ex-DANCE GAVIN DANCE / ex-ISLES AND GLACIERS のシンガー Jonny Craig が、2011年から作曲を初め、2013年から結成メンバーでの演奏(スタジオ・リハーサル)を始め、2014年にバンド名を発表した。2012年に DANCE GAVIN DANCE を脱退した時から結成したとも言われている。
2014年に最初に発表された結成メンバーは、ヴォーカルが Jonny Craig, ギターが Alex Lyman (HEARTS AND HANDS), ベースが Colin Vieira (MUSICAL CHARIS), ドラムズが Tai Wright (FOUR LETTER LIE, DESTROY REBUILD UNTIL GOD SHOWS) の4人。続いてギター(Vieira 脱退後はベースにシフト)の Jason Mays が追加発表された。
Colin Vieira は結成直後に脱退し、2014年に再参加した。リズム・ギターの Christopher Kim が結成直後に参加している。 Jason Mays は1stアルバムの録音には参加しているが、そのリリース前に脱退している。

本作は2015年(August 21, 2015)にリリースされた2ndアルバム。15曲(51:09)。
ベーシストは1stアルバム前に脱退していた結成メンバーの Colin Vieira が復帰し、録音には初めての参加。
リズム・ギターは1stアルバム当時の Christopher Kim から今年参加の Weston Richmond に代わっている。
ゲストはいずれもヴォーカルで、Garret Rapp (COLOR MORALE), Spencer Chamberlain (SLEEPWAVE, UNDEROATH), Kyle Lucas, Tilian Pearson (DANCE GAVIN DANCE) の4人。
LAST WINTER のシンガーで WOE, IS ME や SLEEPING WITH SIRENS, MEMPHIS MAY FIRE などのプロデューサー Cameron Mizell がプロデュースした。
LABEL: ARTERY RECORDINGS (USA)

Youtube全曲試聴
全曲試聴は期間限定の場合があります。試聴はお早めに。

(コメント:犬丸)