PINKERTON THUGS - pain and the pinkerton thugs + life liberty and pursuit of shit

STREET PUNK / OI

ロックンロール乗りのストリート・パンク。オイに近いタイプのストリート・パンク (DROPKICK MURPHYSタイプ) で、 "Oi! Oi!" というコーラスも入る ("Factory Life"等で) 。ハードコアに近いタイプのストリート・パンクではない。
リズミックで、どの曲もかなりメロディックでキャッチー。ギター・リフもメロディックで聴きやすい。やはり、だみ声で熱く歌いまくるシンガーが中心と言う感じだが、軽いヴィブラートがかかった歌い方が多い。

PINKERTON THUGS となるバンドは1994年に米国 Maine州 Kennebunk市で結成して様々な名前を使って活動した。
1996年3月からは PINKERTON THUGS と名乗るようになった。
結成メンバーは次の3人。
Drums / Vocal 担当の Paul Russo は UNSEEN でもフロントマンであり ANTI-FLAG でも短期間プレイしている。
Guitar / Vocal の Micah Smaldone はこのバンドの結成に加わったのを最初に、 COPS AND ROBBERS や OUT COLD 等多くのバンドに加わった後ソロ活動に入り、フィンガー・ピッキングのアコースティック・ギターの演奏者として有名になっている。 Micah Blue Smaldone 名義でピュアなフォーク・ミュージックの弾き語りの作品を多く発表している。
Bass Guitar は James Whitten という人。
Smaldone は1999年に脱退し、その後ヘルパーとして UNSEEN の Scott Unseen を経て 正メンバーとして DUCKY BOYS の James Lynch が参加したが、 彼は DROPKICK MURPHYS 参加のためすぐに抜けている。
2枚のフルアルバム、2枚の単独EP、1枚の DUCKY BOYS とのスプリットEPを残して2000年に解散した。
2008年に再結成して、同じく再結成した DUCKY BOYS とツアーをしたりしていたが、2012年以後は活動を停止している。

本作は1997年に米国の V.M.L. RECORDS からリリースされた1stフルアルバム。13曲。

こちらは2012年(May 22, 2012)にリリースされた再発盤。19曲。本アルバムの前にリリースされていたデヴュー EP "life, liberty, and pursuit of shit" の6曲全曲を追加収録している。
LABEL: JAILHOUSE RECORDS (USA)

Youtube試聴・本作1曲目"One Day"
ololo.fm試聴・本作11曲目 "Propaganda By The Deed"
ololo.fm試聴 (PINKERTON THUGS 全般の試聴です)
vagalume試聴によるYoutube連続再生 (PINKERTON THUGS 全般の試聴です)(要らない映像が再生される場合は次の曲に進んで下さい)
Micah Blue Smaldone の Youtube試聴

(コメント:犬丸)