GRIEF OF WAR - a mounting crisis...as their fury got released

JAPANESE ARTIST / THRASH METAL

2014年末より3rdアルバムの制作に着手している、日本のオールドスクール・スラッシュ・メタル。
スピーディかつアグレッシブなサウンドとして、米国では"サムライ・クランチ"と称する。ツイン・ギターによる歯切れの良い高速リフと、明瞭だが強弱の変化の少ないストレートなヴォーカルは、80年代のスラッシュ・メタル・サウンド、例えばTESTAMENTや EXODUS, ANTHRAXの初期の録音を思わせる。2000年以後のバンドとしては、日本では珍しいほどオールド・スクール度の高いサウンド。

GRIEF OF WARは2002年に東京で3人が結成した。
結成メンバーは井上裕幸(Gr)、大浦健吾 (Bass)、田中弘行 (Ds)の3人。初期はデスラッシュ。
広瀬学 (Vo, Gr)参加後はスラッシュ・メタル。2012年以来ライヴ活動がないが、現在のメンバーは広瀬学 (Vo, Gr)と田中弘行 (Ds)になっている。

本作は2005年(May 25th, 2005)に日本のYGGR DRASILL RECORDSからリリースされた1stアルバム。10曲(44:40)。
録音において、バンド・メンバーは実質4人。クレジットではバンドメンバーはツイン・ギターとベースの3人となっている。ドラムズは田中弘行が叩いているが、本作発売時には脱退していたため、クレジットではゲストとなっているものだ。田中は次作でも一部の録音に参加し、現在はメンバーに復帰している。本作の日本盤は廃盤。

こちらは2008年(February 19, 2008)にリリースされた米国盤。10曲(44:58)。
表示されている演奏時間が日本盤とは多少違う。従って、特にリマスターと銘打ってはいないが、日本からスタンパー(マスタリングして出来上がったプレス用の型)を輸送したのではなく、米国で別途マスタリングしている可能性があります。
LABEL: PROSTHETIC RECORDS (USA)

Youtube試聴・本作1曲目"Hatred Burns"
Youtube試聴・本作2曲目"Rat Race"
ololo.fm試聴・本作2曲目"Rate Race"
Youtube試聴・本作3曲目"Sown by Greed"
ololo.fm試聴・本作4曲目"Don't Walk Away"
ololo.fm試聴・本作5曲目"Distrust"
ololo.fm試聴・本作10曲目"Judgement Day"

(コメント:犬丸)