STONER / HEAVY ROCK / BLUES ROCK
70年代ロック的なストーナー。KYUSS等のデザート・ロックやブルーズ・ロックと言ったテイストもある。
滑らかなストーナー・リフの連続と、エコー多い目の軽く歪ませたヴォーカル、そしてファズ・ギターがサイケデリックな感覚を漂わしている。ねっちりしたメロディーが多いが、かなりストレートな歌唱や叙情的なギター・リフで、どこかこのバンド独特のものを感じさせる。
ダウン・テンポの3曲目の、ダークで叙情的なサウンドは、このアルバムの中でも特に物悲しく感じられる。サイケデリックなだけでなく、オルタナティヴっぽい感覚があるのかも。ややアップ・テンポの5曲目の、ブーギー・リズムのサウンドは、ブルージーな風合いとアメリカンな風合いが心地良く溶け込んでいる。アメリカーナな物、特にカントリー・ミュージック(バンドはWILLIE AND WAYLONを挙げている)の嗜好があるらしく、6曲目辺りにそれが出ている(気づかない程度に)。
BISON MACHINEは2010年に米国 Michigan州 Hamtramck市で結成した。
本作は2015年(デジタル:3 January 2015, LP:Spring 2015)にセルフ・リリースした1stアルバム。6曲。
バンド・メンバーは4人。
こちらは2015年(10th July)にレーベルからリリースされたドイツ盤。
LABEL: KOZMIK ARTIFACTZ (ドイツ)
bandcamp全曲試聴
全曲試聴は期間限定の場合があります。お早めに。
(コメント:犬丸)