ALL THAT REMAINS - order of things 全曲試聴

NEW SCHOOL METALCORE

メタルコア。メタル度が高まり、豊かなメロディーが横溢している。
メロディーには哀愁もあるが、アルバム全体としては比較的明るい。メロディーを最大限かっこよく聴かせる、スケールの大きいダイナミックな演奏。アグレッションもエレクトロな音にはせずにモダンにアレンジされ、メタル度の高いギターを十分いかしながらもそれに頼らないバランスの取れた音を聴かせている。哀愁を効かせたギター・リフは哀愁に節度があり、エモーショナルなクリーン・ヴォーカルもかなりストレートで、いずれも大量投入されているがいやみがない。
以前からのスタイルを守っている様でもあるが、完成度の高さ、丁寧なアレンジの仕上げは並大抵の物ではない。確か、本作のプロデューサーがALL THAT REMAINSを担当するのは初めて(?)だと思うが、ラウドなメタルコアのプロデューサーとしては繊細で丁寧な音作りだと言う気がする。どこまでをバンドに帰して、どこまでをプロデューサーに帰したら良いのか不明だが。

ALL THAT REMAINSは1998年に米国 Massachusetts州 Springfield市で元Shadows FallのシンガーPhil Labonteが結成した。
メンバーは5人。

本作は2015年(February 24, 2015)にリリースされた7thアルバム。12曲(48:48)。
Josh Wilbur (GOJIRA, LAMB OF GOD, AVENGED SEVENFOLD)がプロデュースした。Phil Labonteと Josh Wilburの共同作詞と言う事です。
LABEL: RAZOR & TIE (USA)

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全曲試聴は期間限定の場合があります。お早めに。

(コメント:犬丸)