LAST ROUGH CAUSE - subculture

OI

ヴォーカルにいかつさがないのでポップ性が強く感じられるが、80年代からのバンドだ。メロディックなギターラインやその音質は当時の雰囲気を持っている。やや明るい曲の中に、わずかな哀愁を漂わすメロディーも味わい深く、ポップなだけに終わってはいない。本作からの試聴曲(本作1曲目)は伸びやかなメロディーがどこかトラディショナルな感じだ。

LAST ROUGH CAUSEは1983年夏に英国 England(Country) Durham郡(County) Darlington市で結成した。
当時のメンバーはAndy Wears (vocals, bass), Max Turnbull (drums), Ste Smith (guitar)の3人。
1985年に自主制作アナログ盤7インチEPでレコード・デヴューし、80年代にOI! RECORDSと RELEASED EMOTIONS RECORDSから合せて2枚のスプリットがある。このうちはじのスプリットは1995年にSTEP-1 MUSICからCDで再発されている。
2003年に自主制作CD-Rミニ・アルバム(EP)がある。
2010年にファースト・アルバム(CD)を NORTHERN SCUM MUSICからリリースし、同じ年に自主制作のCDシングルもリリースしている。
2011年にはRANDALE RECORDSからアナログ10インチで、2012年にはSUNNY BASTARDSからアナログLPと CDでスプリットがある。
2012年にはポーランドのBAD LOOK RECORDSから旧音源の編集盤がCD-Rでリリースされている。

本作は2014年(5. September 2014)にリリースされた2ndアルバム。15曲(58:20)。
結成時とはギタリストのみ変わっている。
LABEL: SUNNY BASTARDS (ドイツ)

Youtube試聴・本作1曲目"Streets and Avenues"
ololo.fm試聴・本作2曲目"Fat Cat"
ololo.fm試聴・本作3曲目"Gotta Move On"
ololo.fm試聴・本作14曲目"Always Had It Easy"
ololo.fm試聴・本作15曲目"Glory Days"
reverbnation試聴
ololo.fmの本作からの試聴があまり音質が良くないようなのでreverbnation試聴をつけましたが、こちらにはコメント制作時点では2010年のアルバムから3曲がUPされています。

(コメント:犬丸)