(STEVE IGNORANT'S) SLICE OF LIFE - love and a lamp-post

HARDCORE

音は極めてシンプルなアコースティック。人が歌い、生楽器が伴奏をつける。このバンドはCRASSで知られる行動の人Steve Ignorantが、彼の沈思黙考的な側面の現れた曲を、音楽作品として現すために結成したプロジェクトだ。サウンドはこのことからも想像されるようなアコースティック・バンドで、Steveのギター弾き語りを中心に、ピアノなどがバックをつけている。

SLICE OF LIFEあるいはSTEVE IGNORANT'S SLICE OF LIFEは、Steve Ignorantのアコースティック・プロジェクトである。彼の外、Carol Hodge, Pete Wilson, Lucas Martinが参加している。
Steve Ignorantについては他の記事で詳しく書いているので、ここではCarol Hodgeを紹介する。
紋々の女性Carol Hodgeは Manchesterでは良く知られている。ラジオのHost (日本ではパーソナリティーとかアンカーとか言うのでしょうか)であり、大学(college)の教師であり、WRECKSのシンガーである。15歳からシンガー/ソングライター/ピアニストとして40年になる。彼女は1997年に生地Cumbria (イングランド北部)でバンドを組み、2003年にはManchesterのパンク・メタル・バンドSADIE HAWKINS DANCEに参加し、2007年から2009年の間はダーク・シンセ・アンサンブルELECTRA GLIDEに参加していた。2011年1月にSteve Ignorantは彼女を`Last Supper'ワールド・ツアーにシンガーとして迎えた。現在は、彼女はパンク・バンドWRECKS及びBAD TASTE BARBIESのメンバー(シンガー)として、及びソロ・プロジェクトCRYSTAL GRENADE (ピアノとヴォーカル)で活動している。
なお後の2人もSteve Ignorantの LAST SUPPERからのメンバーで、Pete Wilsonはギターとベース、Lucas Martinはベース(主にジャズ系)の奏者である。

本作は2014年(27th October 2014)にリリースされた1stアルバム。9曲。
LABEL: OVERGROUND (UK)

Youtube試聴・Steve Ignorantのチャンネル内検索
Youtube試聴・Steve Ignorant Slice of life at the Horseshoe 25th October 2013

(コメント:犬丸)