RIPPIKOULU - musta seremonia 全曲試聴

DEATH METAL

悪いドゥーミー・デス・メタル。
スロー・パートは超ダウン・テンポだが、加速や、ファスト・パートもある。ヴォーカルはきたないグロウルで、エコーをかけて不気味なパートもあり強烈。演奏全般にもイーヴリッシュな雰囲気を持っている。特に本作等デモ音源と言うこともあり、ちりちりしたノイジーなギターで、サタニック・スラッシュ・メタル的な部分もある。すごく悪い感じがして、アンダーグラウンドのカルト的な評価も当然だと思った。

RIPPIKOULUは1990年にパンク・バンドとして結成した、フィンランド Valkeakoski基礎自治体(Municipality)のバンド。
1995年1月1日にメンバーのMarko Henrikssonが死亡してからは活動をせず、2年後に解散した。2014年に、本作録音時のメンバーの内3人と新メンバーのドラマーで再結成した。

本作は1993年に500本限定のカセット・テープでリリースした3rdデモ。6曲(31:39)。
録音とミキシングはAkaan MR-studioで1992年に行われた。録音時のメンバーは、*Anssi Kartela (Vo), *Olli V. (Gr), Marko Henriksson (Gr), Toni Valtanen (Ds), *Janne Ruohonen (Bass)の5人。この内の*印をつけた3人とMikko Ruohonen (Ds)の4人で再結成しているが、Ruohonen姓の2人、Janneは2005年初めぐらいから、Mikkoは2013年(スタジオのみ?)からMAD SOLDERSと言うメタル・バンドに加わっている。

こちらは2010年にリリースされたCD化盤。リマスター。その2014年(15/9/2014)再プレス。
LABEL: SVART RECORDS (フィンランド)

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全曲試聴は期間限定の場合があります。お早めに。

(コメント:犬丸)