CANCER - sins of mankind ほぼ全曲試聴

DEATH METAL

スラッシュ・メタルから抜けきらない初期のデス・メタル。1stや 2ndほどシンプルな音楽性ではなく、多少モダンなぐらいのパワフルで本格的デス・メタルになっているが、1stや 2ndより勢いもあってスラッシュ・メタル色も増している。録音やミキシングは、本作で初めてScott Burnsの手を離れ、PARADISE LOST (1992-1995)や NAPALM DEATH (1999-2004)の制作をしているSimon Efemeyがプロデュースしている。音質も良く、演奏力の向上もあって、単調さは無く目だってパワフルだ。彼らが目指していた(?)米国のデス・メタルにも近付いている。本作のEncyclopaedia Metallumのレヴューの評価は平均が82点(2014年08月17日17:39取得)で、前作までとは音楽性には多少の変化があるが、1stや 2ndと共に人気が高い。

CANCERは1987年に結成した、英国 England(国) Telford市の3~4人のバンド。
1996年に解散した。2003に再結成して、2006年に再解散した。2013年に再再結成した。

本作は1993年(June 1st, 1993)に米国のRESTLESS RECORDSからリリースされた3rdアルバム。8曲(34:32)。
プロデュースとミックスSimon Efemeyがした。彼は、現在はABSOLUTE POWER (FETO RECORDSからアルバムあり)のシンガーをしている。

こちらは2014年(August 8th, 2014)にリリースされた再発盤。リマスター。1992年のDemo音源2曲が加えられている。10曲。
LABEL: CYCLONE EMPIRE (ドイツ)

musicmp3試聴(オリジナル盤8曲・リマスターされていません)

(コメント:犬丸)