SET AND SETTING - a vivid memory

POST-ROCK / POST-METAL / POST-HARDCORE / DRONE AMBIENT

インストのポストロック。心地良くエクスペリメンタル。美しいメロディーと美しい音ながら、メタルやハードコアの感触も取り込みダイナミック。音楽的な幅を有効に使い、アップ・ダウンのある展開。ドラマティックなパート・展開もあり、和みに満ちたパートもあり、そして不可思議さのある奥行きのあるサウンドを作り出している。PELICAN, MOUTH OF THE ARCHITECT, RUSSIAN CIRCLES等にインフルエンスされているようだ。速度変化はあるがミドルテンポ中心。

SET AND SETTINGは2009年に結成した、米国 Florida州 Tampa市の5人のバンド。

本作は2014年(September 2, 2014)にリリースされた2ndアルバム。8曲。
アルバムタイトルの今際(いまわ)に蘇る"鮮烈な記憶"をメインテーマとしたコンセプトアルバム。死、喪失、個人の視点からの、また周囲の者の視点からの悲劇の処理といった、曲ごとに異なったテーマも持っている。Ryan Haft (TORCHE)がプロデュースと録音とミックスをした。
LABEL: PROSTHETIC (USA)

Youtube試聴・本作から7曲目"Coping"
Bandcamp試聴・前作"Equanimity" (04 June 2013)の全曲(7曲)

(コメント:犬丸)