PSYCHEDELIC STONER
おなじみEARTHLESSとヘヴィー・ストーナー・バンドHEAVY BLANKETの合体。
HEAVY BLANKETは DINOSAUR JR.のフロントマンJ. Mascisのプロジェクト・バンド。ブルージーなジャムと言った感覚のEARTHLESSの単独作と比べて、ヘヴィーロックやサイケデリックな感触が濃い。時としてリズムや調性・音階がない。HEAVY BLANKETは単独作を聴くと特にサイケデリックなわけではなく、強烈にファズを効かせ歪んだ低音ぶりぶりのサウンドだ。本作のギターでもその一端が聴かれる。
EARTHLESSは2009年のSouth by Southwestショウに出演した際にJ. Mascisをゲストに迎えている。そして2012年にはRoadburn Festivalに出演する事になっていたが、ギターのIsaiah Mitchellが急に出演不可能になった。そこでLECHEROUS GAZE/SWEET APPLEの Graham Cliseに代役を依頼した。Graham Cliseは J. Mascisと共にHEAVY BLANKETに加わっていたので、2人揃って参加する事になった。なお、HEAVY BLANKETは従来J. Mascisのプロジェクトと書かれていたが、現在はJ. Mascisと Graham Cliseのバンドになっていると言う事のようである。
本作は2014年(08 July 2014)にリリースされた1stアルバム。1曲(58:34)。
2012年3月14日のオランダRoadburn Festivalでのライヴをフル・セット収録している。
EARTHLESSは3人編成、HEAVY BLANKETも3人程度のバンドだが、本作はこの2バンドのコラボレーションや2バンドそのままの合体ではなく、ここだけの特別編成になっている。本作にはEARTHLESSからベースのMike Egintonとドラムズのプロ・スケーターMario Rubalcabaの2人、HEAVY BLANKETからJ. Mascisと Graham Cliseのギタリスト2人が参加し、4人編成になっている。
LABEL: OUTER BATTERY (USA)
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(コメント:犬丸)