MASTIC SCUM - ctrl

GRINDING DEATH METAL

ブルータル・デス・メタル~グラインドコア。ザクザクして重厚。ブラスト疾走のサウンドは基本的にはグラインドコアに入るだろう。しかし彼らのエクストリームでタイトなサウンドは、マニアックなものが多いグラインドよりは、ブルデスとしての方がファン層が広いかもしれない。曲もそこそこ長い方だ。ジャンル面ではボーダーライン上ながら、オーソドックスな音楽性で、かつモダンなところもあって、かなりテクニカル。複雑な感じではないが展開は少なくはなくて、時々バッサリ展開する。SE等もあっさりしていて、個性派ではないと言う点で損をしているかも知れないが、演奏は高度なもので、それゆえに聴き疲れもしない。後は気に入る曲があるかないか位だろう。

1992年に結成した、オーストリア Salzburg州 Salzburg市の4人のバンド。

本作2013年(December 6th, 2013)にリリースされた5thアルバム。11曲(44:11)。BORN FROM PAINやHEAVEN SHALL BURN等のメタルコア/デスコアや、KATAKLYSMやAT THE GATES等の2000年以後の作品のミキシングやマスタリングが数多いデンマークのTue Madsenがマスタリングをしていて、サウンド的にも彼がふさわしいと思える作品だ。
LABEL: MASSACRE (ドイツ)

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(コメント:犬丸)