MAGNOLIA - tank sjalv (tänk själv)

HEAVY ROCK / BLUES ROCK

ブルーズ・ロック。ぶりぶりしたベースを響かせ、ブルージーで熱いヴォーカルを聴かせる。曲によってはデザート・ロックの様な軽快なスピードもあり、ジャッズ・ロック的なギター・ワークも時には軽快だ。全体としてはヴィンテージなサウンドで、70年代プログレ・ハードの印象も濃い。

1994年にRonny Erikssonがスタートさせた、スウェーデン Amålのバンド。バンド名はBLUE CHEERの昔の曲"Magnolia caboze babyfinger"に因む。
最初の曲の録音時にはドラマーAnders "Heda" Hedströmが参加していて、それ以外の演奏とヴォーカルがRonnyだった。
2003年と2006年の2セッションで録音された1stアルバムでは、ギターはその録音スタジオのオーナーでプロデューサーでもあるLove Tholinとスウェーデンの代表的なフォーク系シンガー・ソングライターCornelis Vreeswijkの息子Jack Vreeswijk、ドラムズは以前からのAnders Hedstromに加えてRonnyの弟Tomas Erikssonと言うメンバーだった。
Ronnyのもう一つのバンド、サイケ・プログレのMY BROTHER THE WINDも同じレーベルから2枚のアルバムがある。

本作は2013年(12 Jun 2012)にリリースされた4thアルバムtänk själv。11曲(40:02)。本作の録音メンバーは2ndアルバムと同じRonny Eriksson (Electric Bass G, V), Anders Hedstrom (Ds), Mark Tholin (Electric G)となっている。Mark Tholinはピアノ等を演奏する人でLove Tholinとは別人。2人が共演している時もあり、Markの方が若いみたいなのでLoveの子供かな。Ronny ErikssonとLove Tholinがプロデュースしている。
LABEL: TRANSUBSTANS (スウェーデン)

Soundcloud試聴・本作7曲目
Youtube試聴・本作2曲目

(コメント:犬丸)