FATAL FUSION - ancient tale

HEAVY ROCK

スパイ大作戦のテーマ(TVシリーズ)ようなリズムで始まるが、柔らかい音のシンフォニック・サウンドとサスティーンさせたメロディックな泣きのギターに加えて、サイケな感じのヴォーカルやコーラス、セピア色に霞んだ様なストリングス、メロトロン、フォーキー(ややスパニッシュ)な感じで爪弾かれる(単音弾き)アコースティック・ギター等が織り成す、ヴィンテージなサイケ・ヘヴィー・ロック。ヴォーカルは怪しくひ弱な感じもパワフルな感じも出していて、曲も叙情パートや盛り上がるパート、コールドで美しいパートとすばらしい展開を聴かせる。いずれも壮大な曲だ。多少ジャズ・フュージョン要素もあるかも知れない。聴き終えた後も哀愁メロディーが頭から離れない。

2008年初め(early 2008)に結成した、ノルウェーOslo市の5人のバンド。ヴィンテージな楽器(classic instruments)を使い、70年代プログレをベースに、ヘヴィーロック、シンフォニック・メタル、ジャッズ、サイケ、スパニッシュ(ラテン)要素を取入れている。Rush, Led Zeppelin, Yes等に加えてSpocks BeardやDream Theaterにもインフルエンスされていると言う。2010年の1stはProg Awardsのベスト・デヴュー・アルバムに選ばれている。

2013年(October 31, 2013)にリリースされた2ndアルバム。5曲(67:50)。KARISMA RECORDSは、ベルゲン・メタル中心のDARK ESSENCEの兄弟レーベルでTAAKE等をリリースしている。
LABEL: KARISMA RECORDS (ノルウェー)

Youtube試聴・Album Teaser
Soundcloud試聴・本作2曲目
Reverbnation試聴・コメント制作時点では本作の曲はありませんが何曲もあります

(コメント:犬丸)